こちらのニュースを読んだ。
なぜサイゼリヤの客離れが止まらないのか
サイゼリヤは、以前から時々使用していたが(最寄り駅にあるし)、安くイタリアンが食べられるし、それなりに美味しいし、退職金節約生活的には欠かせないファミレスだ。
しかし、サイゼリヤだけではないと思うが、ここのところ、外食産業はあまり活気がないようだ。特に昔からあるような居酒屋チェーンとかは厳しそうだ。
以前の記事に書いたが。鳥貴族も赤字転落ということで、先日の空売りでは儲けさせてもらった。株価が100円下げたのは1日で、うまく買い戻したが、あっという間に以前の株価に戻している。あきらかに安居酒屋チェーンに未来はないだろうに、株価は不思議だ。
そんな話は今回はおいといて・・・
飲食商売も淘汰の時代がくるのか?
ファミレスは、まさにその名のとおり、このままファミリー層の人口が増えなければ衰退もしくは、統廃合するしかない。客の絶対数が減るのだから。
4/1からの入管法改正で、外国人労働者も増える見込みとはいえ、家族で来日することが許されていないので、ひとり者の若い外国人労働者が、サイゼリアに行くかどうかは疑問だ。増える外国人数もまあ、たかが知れている。
そうなれば、客の奪い合い、価格競争で、どうしても体力のないファミレスや外食チェーンは、淘汰されていくだろう。
最近、勢いがあるのは、個人的な嗜好がほとんどだが、温野菜(しゃぶしゃぶ)、牛角(焼肉)などのチェーン展開をするコロワイドだ。目下、株価チェック中だ。
サイゼリアはなぜ客が減ったのか(持論)
記事では、全席禁煙で、ちょい飲み客が減ったとあるが、本当にこのコンサルタントはサイゼに行ったことがあるのだろうか?
ちょい飲みは確かに一定の客がいるだろうが、サイゼはやはり学生と主婦、老人、ファミリー層がメインだ。それからしても、あの極端に中途半端な分煙店舗は昔から許しがたかった。非喫煙顧客層からの意見もあって、全面禁煙に踏み切ったはずだ。個人的には大賛成だ。
串カツ田中のように、完全禁煙化で、喫煙客は減っても、トータルでは増客という事例もある。このご時世、どう考えても、禁煙化がプラス方向と感じる。ちょっと前まで、鉄道駅のホームに備え付けの灰皿から消えてないたばこの煙がもうもうと出ていた光景など、今となっては都市伝説ぐらいにしか思えない。吸えなくなってしまえば、すぐに慣れるものだ。
前置きがどんどん長くなってしまうが、客が減った理由は禁煙化じゃない。
サイゼリアで飲んだり食べたりしたくない理由は、
食器がプラスチック製になったからだっ!
この前、久しぶりに行って愕然としたが、なんとあの安くてまあまあのワインを頼むと、ワイングラスがかる~いプラスチック製になっていたのだ。
これはダメ。さすがにダメ。ワインはプラコップで飲むものでは絶対にない。いくら安いワインでもだ。
例えば、日本茶を頼みますよ。日本茶が会社の食堂にあるような黄ばんだプラスチックの茶碗で出てきたら、許容できますか?いくら安くても。
透明感のかけらもないプラスチックの生ぬるい食感のグラスでワインのんだら、ワインがロマネコンティだってまずく感じますよ。ロマネコンティ飲んだことないから、わかりませんけどね、実際。
もちろん、経営上のコストダウンや経費節約は大事なのは当然ですが、絶対にやってはいけない事があるでしょう。それをやってしまったのね、サイゼは・・・残念。というのが個人的な実感でした。
いくらサイゼリアに喜々として行くような、味にそれほどこだわりのない一般庶民の自分でも、子供じゃないんだから、プラ容器でワインのませるな! そこまでこだわりがないわけじゃないんだよ、なめるなよ、客を。
これに尽きます。
もちろん、それ以来、サイゼには一度たりとも行ってません。
プラ容器が許されるのは、コーラまでです。
ビールもだめ、ワインもだめ。その線は絶対に犯してはだめなのです。
グラスがガラスに戻ったら、すくなくとも、退職金節約生活3人家族は、サイゼリアに戻ります。
頑張れサイゼリア!