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プラモデル 大作に挑戦:タミヤ 1/12 ポルシェ カレラGT 製作記(1)

 

このブログのカテゴリーのひとつであるプラモデルの製作記録も再開するのだ。

前回退職時にも、製作しようとしてずっと保有していたが、結局、何もしなかった、ビッグスケールモデルの製作に今回はやっと着手することができた。

これまで製作してきたカーモデルは1/24のスケールであり、完成サイズは全長20cmほどである。対して、ビッグスケールの縮尺はその倍の1/12であり、当然、完成サイズも倍の40cmとなる。

2倍大きいって事ね!と簡単に言えばそうなのだが、このサイズの模型が2倍になると、再現できる事が格段に増え、例えばエンジンの緻密な機構を再現させたりと、かかる手間は4倍にも5倍にも膨れ上がるのである。

個人的には、1/24スケールでの、小さいながらもリアル感をいかに出せるか、が好きなのだが、1/12スケールになると、逆におもちゃ感が出てしまうのではないかと少し心配である。

キット価格も、1/24の2000~3000円の価格帯に対して、このキットは2万円を越える。失敗は許されないのである!

写真ではわかりずらいが、箱も馬鹿でかい。置く場所にも困るぐらいである。

箱を開けるとこのように、多くの部品が丁寧に梱包されている。さすがのタミヤ品質である。金属パーツ(エッチングパーツ)も標準同梱である。

いつものように、まずはボディ作成にとりかかる。普段よりかなり丁寧に製作していくつもりだ。

ボディ色はブラックにしたいと考えている。 シルバーだとムラなく広い範囲を塗装するのは難しそうだし、ブラックがやはり高級感、リアル感を出しやすいであろう。

ボディ色を塗るパーツをまず切り出し、一度、かなり薄く、黒いサフを吹いてやる。このサフを一度全部サンドで落としてやることで、ボディ表面を滑らかにするとともに、確実にヒケや凹み、パーティングラインを除去してやることが目的である。

普段の手順では省略してしまうのだが、今回は気合入れて、この捨てサフ吹きまでしっかりやっているのだ。

これは、そのサフを一度落とした後の状態である。かなり大きなパーティングラインが入っていたが、それもすべてサンドペーパーで落とされている。

この作業をすべてのボディ色部品に対して、完了させることが、当面の目標である。

 

ちなみに、この写真が実車の写真である。このような感じに完成させることが目標となる。

完成までは数か月かかりそうだ。このブログで、簡単な製作記を連載していきたい。

プラモデルは本当にお金もかからず、退職後の趣味として中々である。最後に形に残るのも良い。長い趣味になるように、じっくりと今回も楽しんでいきたいものである。

 

続く

     
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