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フィリピン移住に向けて日本でこれからやる事

長かった。

入国後の2週間の自主隔離が終了し、やっと自由の身となったのである。

前の記事に書いたように、入国直後は空港からそのまま指定ホテルに3日間の強制隔離となり、そこを出所後も入国後14日間の自主隔離をしないといけないのである。

申告した場所(自宅など)に基本的には閉じこもる必要がある。毎日、メールでの健康チェック報告や、スマホアプリから居場所をGPSデータで送信する報告が1日2回ある。アプリからランダムに報告せよと指示が出て、すぐに現在位置のGPSを応答しなければいけない仕組みだ。

また、時々ではあるが、直接、関係役所からSkypeでビデオコールがあり、こちらの居場所を写して、説明しなければならない。

このように、かなり面倒なチェックが入るのである。これに従わない場合は、日本人だと名前の公表とか、外国人だと在留資格の取り消しなどの処分になる。無職の今、自分の名前を公表されても痛くもないが、妻の在留資格に影響があるのはまずい。と、いうことで、できるだけ自宅に留まるようにしていたのである(外出は買い物ぐらいで)。

さて、それも本日で無事完了だ。今日から、正常活動(とはいえ、世の中は緊急事態真っ盛りだが)を開始し、次回のフィリピン行きに向けて、日本での生活をしっかり送っていく必要がある。

これからの日本での過ごし方

いろいろ記事でも書いてきたが、フィリピンに長期滞在する中で、移住に向けて、いろいろ課題と感じたことがある。それを踏まえて、これからの日本の時間をどう過ごすかを考えて、行動しなければならない。

なんといっても健康が最重要

移住した際の医療・医療保険問題は切実である。フィリピンの場合、日本のような充実した国民健康保険制度はないので、病気をすると、莫大な医療費が発生してしまう。莫大というのは、簡単な治療でも数万円~数十万円、大きな治療だと何百万円というレベルだ。

移住しても、日本の健康保険は継続するつもりなので、いざとなれば、日本に戻って治療すればよいとは考えている。とはいえ、急な発作などは間に合わないし、定期的に治療が必要な持病を持つのも大変な出費になる。とにかく病気になりにくい健康な体を維持することが移住の最大の条件と言ってもよいであろう。もちろん、移住した後は、現地の人と同じく、病気になっても現代治療はせずに、天命に従って死んで行く・・・という覚悟の人は問題ないが。

現在の自分は、加齢の要素もあるのか、異常に太ってしまい(腹が出てしまい)、筋肉も減って、疲れやすい。幸いまだ、持病や自覚症状のある病気はないが、この体形では、いつそうなってもおかしくない。

今回日本に滞在する間は、ダイエットを頑張るつもりだ。フィリピン滞在中から始めていたのだが、途中に隔離とか入るとどうも中断してしまう。まずは運動と食事制限でしっかりした体に戻したいのだ。

また、人間ドッグも予約した。前の会社の健保組合の健康診断レベルのものだが、安いのでまずはこれを受けて、やばそうな部位については、個別の検査をしっかりやるつもりだ。ちょうど60歳にもなるので、少し費用をかけてでも、体全体の総点検をしたいと考えている。

一時的にやってもダメなので、健康な体を維持するための食生活、生活スタイルをどう定着させるのかが長年の課題である。すぐに、怠惰な生活に戻ってしまうのだ。そしてまた我儘ボディに戻っていくのだ。生活をルーチーン化するのが大事だと思うのだが、一度崩れると元に戻す気力が湧かないといのが問題である。ただ、今回はフィリピン移住という大きな目標を意識して頑張るしかないのである。

 

新たな趣味、始動

次のフィリピン滞在時には、妻と一緒にゴルフのラウンドをすることが目標である。いずれは、郊外のゴルフ場に近い所に住み、悠々自適のゴルフ生活を満喫することを引退後の目標にとりあえず設定したからだ。今のところ、フィリピンでは結構安くラウンド可能だ。経済的な負担もそう大きくはない。週に1-2度ラウンドする生活は可能であろう。

海外駐在時代に結構ゴルフは練習したのであるが、上達もしなかったし、それほど好きになれなかった。なので、日本ではまったくゴルフはしないのだが、気楽に妻と一緒に楽しむゴルフであれば楽しいかもと、再開することにしたのである。ゴルフ以外で、年取ってから、妻と一緒にできる運動というのも限られているという事もある。ゲートボールするにはまだ早い。

ゴルフのどうしても好きになれないのは、ゴルファーの性格である。上手い者が下手なものを見下して良い、いじってよい、という絶対的な縦関係だ。スポーツなのでまあ仕方ない面もあるが、しょせん仲間同士のアマチュアゴルフで、どうしていきなり偉そうな自慢話や指導を受けなければいけないのか・・・・うんざりである。特にこれは、仕事上の上下関係が加わるとさらに最悪なものになる。なので、ゴルフは絶対に仕事仲間とはしてこなかった。

で、早速、自主隔離が明けた今日、近所のゴルフ練習場に行ってきたのだ。クラブを振るのは、10年ぶり以上だ。筋力はないし、体は固いし、そもそも下手だし、練習場ですら酷い結果となった。ほとんどまともに当たらないのである。

奥さんもまったくの初心者だが、上手くなってフィリピンで一緒にラウンドしよう計画に協力してくれて、頑張って練習してくれている。正直、コースに出れるのはいつの日か・・・という感じの二人だが、このように共に共通の目標に向かって練習するという時間もまた、残された人生の時間の使い道として、大事だと思っているのである。妻には本当に感謝しかない。

以前持っていた古いクラブを引っ張り出し練習開始したが、やはりここはまず道具、形から入るべきだ。早速、自分と妻用のクラブ一式を手配し始めている。妻には初心者用のレディースクラブセットを購入した。自分のは、中古やオークションサイトなどで気に入ったものを少しずつ購入している。新品買っても、1回使えば中古だ。腕前からしても、ゴルフクラブというそもそも頑丈にできている製品であることからしても、中古で十分なのだ。とはいえ、皆同じ考えなのか、中古クラブはそれほど安くならない。すごい昔のモデルなら別だが、そこそこ新たしいものだと、それなりの値段がして、だったら少し出費は増えるが新品買うか・・・となってしまう。そこを抑えながら、中古品あさりをする毎日である。

長い趣味にしたいので、あまり焦らずゆっくり、練習や用具揃えを楽しんで行きたいものだ。

 

その他・身辺整理

健康促進・運動・ゴルフ上達、それぐらいしか今は思いつかない。もちろん、現地との定期的な打ち合わせなどはあるものの、たいした時間がかかる訳ではない。幸い、順調に工事は進んでおり、建築中の建物の中で打ち合わせをすることができるレベルになった。

この場所は狭いが、我々の事務所になる予定の場所だ。かなりのスピードでことが進み始めたのは嬉しい。それに合わせて、早くマニラの街も、元に戻って欲しいものだ。12月開業を目指すとなると、ゆっくりやっても、9月以降は最後の準備や、従業員のトレーニングなど、大忙しになる。その頃にはフィリピンに半移住して長期滞在の繰り返しになる事であろう。

それまでに、日本の生活はできるだけ簡素化しておく必要がある。この先、使わないであろう品物の断捨離などもそうだ。わずかな額でも、不要なものはオークションで販売したいと考えている。

できるだけ日本で固定費用が発生しないように準備しておくことも必要だ。細かい事だが、携帯電話のかけ放題オプションも不要になるであろう。そういうのは解約しなければならない。光ファイバーに毎月5000円払うのもどうにかならないものか・・・・

日本で発生している経費を見直し、節約できるところはカットする作業を進めていく必要がありそうだ。

それでも空いた時間は・・・またUber Eatsでもやって小遣い稼ぎするかなぁ・・・・

 

     
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