サイトアイコン 早期退職 : 3人家族の退職金生活

フィリピン移住  最近の日常ルーチーン

 

まじめに働いているのだ。

朝はちゃんと7時前には起床。

いまは規制でできないが、マンションのプールで1時間ほど運動したり、残っている仕事を片付けたり、食料品の買い物に出かけたりして午前中を過ごす。

ランチは日によって自宅で食べたり、外で食べたり。外で食べると、どうしてもファストフード系になったり、高い和食になったりで、できるだけ、家で質素にランチしたいと思っているのである。

ランチ後に事務所に行き、そこからは夜まで仕事である。業者との打ち合わせもあれば、様々な備品の準備、書類作成、トレーニング、マニュアル作成など、準備作業が山積みなのだ。

仕事が終わると、時々は仲間内で居酒屋に飲みに行ったりするが、経費がかさむので、最近は各自帰宅することが多くなってきた(汗)

 

昨日は、午前中からホールスタッフの制服の生地の買い出しにTutubanという問屋街に出撃である。写真のように、ごちゃごちゃっとした街にある、ごちゃごちゃっとした店があつまる場所だ。

ビルの中に、写真のような小さいお店が無数に集まっている。この中から、希望する生地があるお店を探し、価格交渉して、購入するのである。かなりの重労働だ。ただ、店の人はかなり親切に求めるものを探してくれる。自分の店になくても、あそこに店にあるかもよ、などと教えてくれる(で、行ってもないことが多いのだが・・・)。

今日はここで、コックさんの制服を作るための、白い生地を調達したのだ。

そして、それを持って、裁縫してくれるおばちゃんの家に行く。Facebookなどで探すと、安くそういう仕事を内職的に頼める人がすぐに見つかるのである。このようにこちらで作っていくと、日本で既製品を買う値段にくらべて半額以下で作ることができそうである。

面倒ではあるが、このような過程を踏むことも、今の仕事の愉しみでもあるのだ。

いろいろ歩き回り、今日のランチはTutubanにあったファストフードのお店でとることにした。Baliwag Lechon Manokというチェーン店だ。

フィリピンでは昔からある、有名なファストフードのチェーンとのことだ。このようにチキンの焼いたものやケンタッキー的なものを出す店は本当に多い。チキンよりも、一番右端に映っているポークがおいしそうで注文したのだが、

 

出てきたのは、すっごい薄い豚肉が短冊にカットされたようなもので、全然写真と違ったのである。まあ、味はおいしかったのだが。妻曰く、他の店ではもっとちゃんとしたものが出てくる、とのことだ。チェーン店だから、そういうことは無いと思うのだが。まあ、無いことがあるのがフィリピンでもあるが。

こういうチェーン店で食べると、日本よりは安いが、それでも、あまり変わらない。円安ということも影響はあるが、やはり、どんどんフィリピンの物価が上がってきているのは間違いないことだ。

上の写真+ドリンク2つで、合計で払ったのが1000円ぐらいだ。一人500円、ワンコインランチであるが、日本でもワンコインランチはあるし、驚くような安さは感じないであろう。

やはり、都市部でこのようなチェーン店や大きなモールなどで買い物・食事をしていると、もはやフィリピンで安く生活していくなどという事は、幻想でしかないことがわかるのである。

まだまだフィリピンが安いと感じるのは、一般的なレベルの人手のサービスである。たとえば、マッサージ、床屋、配達、工事・・・・結局は一般人の人件費が非常に安く、そのような人を使って提供可能なサービスの料金は日本に比べて格段に安いのだ。

例えば、今、毎週のように頼んでいるマッサージだが、自宅に出張してきてくれて、2時間みっちり全身を揉んでくれて、チップいれて1200円程度である。2時間は揉まれがいあるし、大満足できる。日本だと、安くても1時間2000~3000円は必要であろう。

このような仕事に携わっている人々は、かなり低い収入レベルの人であり、食事もローカルな激安のお店で食べるのがほとんどで、前述のチェーン店で食べるのが普通ではない。まだまだこのような層の労働者が、フィリピンの大きな原動力になっているのである。

日本はこのような肉体労働提供者に外国人を受け入れてこなかった。低賃金で真面目に肉体労働を提供する人がいなくなり、質の低いサービスを高い価格で我慢するしかなくなった。そして、質の向上ではなく、低価格化だけで競争するようになり、社会の進歩は止まったのである。

日本の街中にある素人マッサージにだれが満足しているのであろうか?そしてそれに1時間で3000円払うのが普通な感覚な日本。このような点では、フィリピンでの生活は非常に満足感を得られるのである。

フィリピンの良いところ、日本の良いところをそれぞれうまく使って、お得で満足感ある生活するのが、目指すフィリピン半移住生活であろう。

     
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