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フィリピン移住  日本の味を求めて

先週は結局、1日も休みが取れず、連日の準備作業に追われたのだ。忙しいが、これはこれで楽しいのである。

今週本日からは、コックさん応募者のテストを開始する。実際にキッチンで調理してみて、適切な能力があるかをテストし、採用の判断をするのだ。

テスト用の食材も入手し、料理も出来上がるので、メニュー用の写真のテスト撮りをすることにした。

こんな感じで、1F客席のスペースに簡単な撮影スタジオを設置した。なんでも自分でやるのである。ここで料理を撮影し、印刷して、メニューを自作するのだ。うまく行くとよいのだが・・・

 

さて、話は変わって、

フィリピンにはいろいろな日本食チェーン店が進出しており、日本の味をいたるところで味わうことができる。フィリピンでは、と言ってしまったが、あくまでも、このあたりのマニラ都市部の話だ。もちろん地方にいけば、よほどの大きな都市部でないと、日本食チェーン店はそうはないであろう。

フィリピン料理は大好きであるが、やはり時々は日本の味を食べないと落ちつかなくなる。日本食レストランで寿司や刺身を食べるのもよいが、外国で食べるチェーン店の味もまた良い。

 

 

先日、ランチで訪れたのはペッパーランチだ。日本ではあまり流行っていないようだが、フィリピンでは大人気である。ガーリック系で油が多く、ノンヘルシーなのが日本ではランチとしては流行らない原因であろうか?

対して、フィリピンでは、このパンチの強い味に人気が集まっており、それなりの値段なのに、いつも行列ができているほどの人気である。多くのショッピングモールに出店している。

 

注文したのは、これだ。ちなみに、大盛サイズである。値段は日本の値段と変わらない。見るからにカロリーと不健康の塊である。しかし、おいしい。

自分の場合は、最初にフィリピンでこの味を知り、日本帰国時にわざわざペッパーランチの店を探して食べに訪れたのだ。自分にとっては、むしろフィリピンの味と言えるかもしれない。

昨晩の夕食はこれ。ココイチのカレーだ。ココイチもフィリピンに出店しており、日本の味が楽しめる。ありがたい話である。

日本でも好きなハンバーグカレーを注文。

う~ん、ちょっと微妙である。

ハンバーグの肉の味がちょっと違うと感じる。もちろんこれは日本から持ってきているわけではないので、現地の肉の味か、味付けが違うのであろう。あと、やはりご飯が違う。固くて、ぱさぱさしており、フィリピンライス感をあえて残したという感じだ。現地の人には、こちらのライスが口にあうのだろうが、日本人的にはカレーにはこのライスではちょっと満足できないのである。

値段も日本と変わらないし、このレベルだと、リピート頻度はかなり下がる事であろう。

ただ、日本風カレーが食べられる場所は限られており(ほとんどが日本料理店)、貴重なチェーン店であることは間違いないのである。

 

この他にも、吉野家、一風堂、モスバーガーなど、いろいろな有名店がフィリピンに出店してくれており、ありがたい事である。たまには、こういう日本食も良いものだ。

 

     
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