マリンブルーカラーシリーズ 第二弾なのだ。前回は写真の右側、スープラ Turbo Aの記事を書いた。下の記事だ。
スープラ製作の途中で、この色って、つや消しにしてもかっこいいかな、と思い、大好きなフェアレディZで試してみたのだ。
かっこいい・・・・!
このつや消しの雰囲気は、写真ではなかなかお伝えにくいのだが、見る角度によって、陰影の差が奥深さになって雰囲気を高めるのだ。
つや消しは、クリアの乾燥時間が不要なのだ、製作期間が短くなるのもよい。待ちになったり、他のキットを作ることなどせずに、集中できるのだ。
1/24 ニッサン フェアレディ Z432R【HC18】 ハセガワ
このフジミの432Rのキットを製作するのはこれで2回目になる。1回目はまだ記事にしていないのだが、こんな感じにした。
ガンメタのメタリックにしたが、オーバーフェンダーや太いタイヤに変えるなど、実力以上のことをして、いろいろやらかしている。ガンメタ塗装にムラもでてしまった。
今回は、つや消しマリンブルーのボディ色を楽しむことを主眼にして、キットにあまり手をいれずに、基本的にくみ上げていくことにするのだ。
グレーサフからEXブラックそしてEXシルバーを重ねて下地を作る。この上に、スーパーマリンブルーを砂吹きのように、少し遠目から吹き付けていく。
あまり厚塗りせずに、下地のシルバーのギラギラがちゃんと見える程度に、薄く塗っていくのだ。もうこの時点でつや消し状態なのだ。
あまりマリンブルーを塗り重ねると、下地のシルバーがわからなくなるので、ざっと塗って終了にした。
少し乾燥させてから、つや消しクリアを軽く全体的に吹いて、ボディ塗装はもう終了になる。
とりあえずは、こんな感じになった。自分的には結構気に入っている出来だ(笑)
乾燥後にマスキングをして、窓枠などを塗装する。前回はハセガワのミラーフィニッシュを使ったが、今回はメッキパーツも含めて、メッキ部はみなメッキ塗装にした。プレミアムミラークロームだ。
つや消し塗装と、キット標準のメッキパーツのギラギラ感がマッチしないかと思って、メッキを落とし、自分で塗装したのだ。
こんな感じでフルマスキングだ。
このようにマスキングしても、つや消し塗装が荒れるようなことはなかった。意外に丈夫だ。
ボディ製作はこれで一旦終了し、内装に移る。
フロントグリル部はどうしようかと思ったが、やはり繰り抜くことにしたのだ。
リュータでこのように穴をあけて、さらに穴同志を繋げていって切り落としていく。
自分の場合はリスキーではあるが、一旦ドリル(リューター)で穴をあけたあと、穴同志をつなげるために、またドリルを横に動かしてつなげてしまう方法だ。
あとはドリルからやすり系に切り替えて、形をととのえていくのだ。
最後にこのメッシュを切り貼りして、ブラック塗装して終了である。もちろんメッシュ部には塗装が乗るように、メタルプライマーを塗っておくのだ。メッシュの眼がつまらないように注意する必要がある。
ボディに接着するとこんな感じのフロントになるのだ。うむ、やはりこれはどうしてもやっておくべき改造なのだ。
内装では、ステンレスばねを使ってシルバーラインを入れたり、
ステアリングに穴をあけたりと、細かいところを少し手をいれただけで、シンプルに。
ボディのマリンブルーにあわせて、シートはやはりミディアムブルーを入れてみた。
細かい作業はいろいろあるが、もうシャーシとボディを合体すれば完成である。
なかなかいいのではないでしょうか?自画自賛、自己満足だけど、自分的には結構良い出来だ。このキット、エンブレムもちゃんとメタルシートのものが付属されている。
サイドに光るエンブレムがまたかっこいい。
後ろのラインもまたたまらない。本当に何度作っても、このフェアレディ S30はかっこいい。
あ~~かっこいい!この光と影。陰影がつや消し塗装でさらに強調されている。
さて、同じウルトラマリンブルーで、艶ありテカテカ塗装と、つや消し渋々塗装、いかがだったでしょうか。同じ塗料でも、まるで違う表現が可能なことが驚きで勉強になりました。個人的には艶あり塗装での厚塗り感が出てしまうなら、下地のシルバーの渋みを表現できるつや消し塗装が好みでした。
このフェアレディ Z432、お気に入りのキットなので、さらに2個ほど在庫しちゃいました。また違うカラーで作りたいと思います。
1/24 ニッサン フェアレディ Z432R【HC18】 ハセガワ
最後に動画をどうぞ。