この記事でわかること
これまでの記事では、レンタルサーバを借り、独自ドメインを取得・設定し、常時SSL通信に設定するまでを実行した。過去の記事へのリンクを貼っておく。
この記事で分かること レンタルしたエックスサーバに設定した独自ドメイン名にhttps(SSL)で常時アクセスする設定 前回の以下の記事までで、 [sitecard subtitle=関連[…]
この記事でわかること 独自ドメインを取得する方法、手順 独自サーバをレンタルして、独自ドメインでブログを準備する方法、手順 前回の記事では、新たなブログを立ち上げる、超準備段階として、ブログのテーマ(概要)[…]
この記事でわかること 自分でブログを立ち上げて、情報発信したい。自分でブログを立ち上げるための基本知識 自分でブログを立ち上げるための、手順、おすすめ。 WordPressを使って、低コストで自分固有のブログを立ち上げる方法。 &n[…]
残念ながら、これだけではまだブログは書けないのである。
WordPressというソフトを、レンタルしたサーバにインストールし、基本的な設定をすると、いよいよブログが立ち上がるということだ。今回はその手順を詳細に見て行こう。
WordPressとは何か
下の図を使って説明しよう。
読者様のパソコンやスマホと、現在立ち上げているブログ構築サーバは、インターネットで接続されている。インターネット上で、取得した独自住所(独自ドメイン名)を使って、読者様がアクセスすると、契約したレンタルサーバ(エックスサーバ)まで届くようになる。これが前回までに完了したことだ。
このパスを使って、読者様から、このページのブログが見たいと要求される。そうすると、
該当する記事のファイルや、それに関係するデータなどを使って、ひとつのブログページの形を整え、それを、読者様のPCに送ることをやってくれるのが、WordPressというソフトウェアなのである。
この基本的な動きを、WordPressが全部やってくれるので、我々は、記事の文章を書いたり、画像をサーバに入れておくだけでブログが書けるのである。
このようなソフトがなければ、読者様のPCできれいにブログが表示されるための、難しいコンピュータ言語を使ったデータで、すべてブログを書かなくてはならなくなる。
そんなことはやってられないのだ。
このWordPressというソフトウェアは、図のようにレンタルしたサーバ(ハードウェア、LINUXなどのオペレーティングシステム)の上で、アプリケーションとして動作するのだ。このあたりは難しいので、ふ~ん、でよいと思う。
WordPressのインストール方法
レンタルしたエックスサーバ上で、WordPressをどのようにインストールするかを見て行こう。
エックスサーバでは、WordPressを自動でインストールする機能を提供してくれている。
まじ、簡単である。難しいことは少ない方がよいのだ。インストールしたいのではなく、ブログが書きたいのだから。
エックスサーバのサーバパネルに行こう。このあたりは、前回すでに習得済のはずだ。
ちゃんとサーバパネルを選択してログインしているでしょうか。インフォパネルではありませんよ。
メニューからWordPress簡単インストールを選択します。上図のような、WprdPressインストール タブが見れるはずです。開けましたでしょうか。
ここで、インストールするWordPressの基本初期設定を入力します。
インストールURLには、前回設定した独自ドメイン名が選択できるようになっているはずです。
その下の空欄にサブディレクトリを入力できるようになっていますが、ここは必ず空欄にしてください。今後収益化を考える場合に、サブディレクトリをつけると、問題が生じます。
サブディレクトリを設定せずに、必ずhttps://独自ドメイン名/ でブログのトップページにアクセスできるように設定する必要があります。
ブログ名は、あとで変更できますので、とりあえずの名前を入力しておいてください。
ユーザ名、パスワードは、今後、このブログをWordPressを使って、記事を書いたりメンテしたりする場合に、WordPressにログインするためのものです。頻繁に使います。何か決めて、設定しましょう。
メールアドレスは連絡を受ける自分のメアドを。その他はデフォルトのままでよいだろう。
確認画面に進む、をクリックすると、確認画面が表示されるので、画面右下の「インストールする」をクリックする。
インストールが完了すると、上記の画面が表示される。
ダッシュボードへ、をクリックすると、今後、様々なブログ関連の処理を行う、WordPressソフトの管理メニュー画面(ダッシュボード)が表示される。
早速アクセスして、ブックマークしよう。ログイン画面(下図)が表示されるので、直前に設定した、ユーザ名、パスワードを入力してログインすればよい。
これはWordPressダッシュボードへのログインなので、エックスサーバのサーバパネルなどへのログインとはまったく別の次元のものだ。
ただし、前記事からの独自ドメイン設定作業などから引き続き作業をした場合には、上記のダッシュボードへのアクセスが失敗する場合がある。その場合には、少し時間をおいてから(数時間)アクセスしてみよう。これは、独自ドメインを取得し、設定したばかりだと、まだ住所不明状態が解消できていない合があるからだ。
このダッシュボードは、自分の独自ドメイン(https://独自ドメイン名/xxxxというアドレスでアクセスするので、独自ドメイン名が認識されるまでは、このダッシュボードにもアクセスできないのである。
うまくアクセスできるようになると、以下のようなログイン画面が表示される。
ダッシュボードへアクセスするアドレスを忘れてしまった場合には、エックスサーバのサーバパネルに行き、WordPress簡単インストールをクリック。独自ドメイン名がリストされるはずなので、選択をクリック。先ほどのダッシュボードへのリンクのある画面に行けたはずだ。ダッシュボードへをクリックしよう。
早速、ログインしてみよう。
WordPressのダッシュボードが表示されるはずだ。
こんな感じになるはずだ。最初は若干、上の写真とは違いがあるかもしれないが、気にしなくて大丈夫である。
さて、このダッシュボードにアクセスできるようになったら、一段落だ。
あとは、このダッシュボードから、様々な設定や、記事の書き込みなどをすれば、すぐに立派なブログになる。一回ここで区切ろう。
今後は、このWordPressダッシュボードからどのような設定や作業をすると、ブログを立ち上げることができるのかを解説して行こう。
初めて自分のブログにアクセスしてみよう
さて、実はここまで来ると、すでに自分のブログは、世の中からアクセスできるようになっているのである。
先ほど、WordPressをインストールした際に、設定したインストールURL すなわち、
https://独自ドメイン名/
でアクセスしてみよう。きっと下のような画面が表示されるはずだ。
これが、遂に、自分のブログが世の中に出た瞬間なのである。
もちろん記事も何も書いてないから、WordPressが初期に持っている情報を表示しているだけだ。Hello World! と表示されているのがそうだ。
ここに、自分の好きなような見てくれ(テーマ)を入れたり、記事を書いたりすることで、自分の本当のブログに育てていくわけである。
あともう少しで記事が書ける。
頑張りましょう!
これならできそうだな、と思われた皆様、以下より、エックスサーバ、お名前.comで早速ブログ作りに挑戦していきましょう!
次回の記事へは、以下のリンクから行けます。
前回の記事で、WordPressの有料テーマである、THE THOR (トール)について、そのメリット・デメリットなどをご紹介した。下の記事だ。 [sitecard subtitle=関連記事 url=ht[…]