【海外移住】コロナ禍の中フィリピンに行く方法




こんな状況の中、無理してフィリピンに行くこともないのだが・・・・暇なので(笑)

早期退職後にフィリピンへの半移住計画のための住居や商売の準備を開始したことは以前の記事で書いてきた。

こちらの「海外移住」カテゴリの記事などを見て頂きたいのだ。

がっつり再就職したり、さらにはコロナの追い打ちもあって、日本人である自分は国外には行けないし、フィリピン人の妻ですら、フィリピンに入れるようになったのはこの8月のことである。

8月以降、妻がずっと一人でフィリピンに滞在して、準備を進めてきたが、現地の状況をこの目で確認するために、今回は自分も一緒にフィリピンに行くことにしたのである。

とはいえ、コロナによる渡航制限はまだ厳しい状況だ。

規制緩和の方向が加速すると思っていたが、ここにきてまた感染者増で、規制強化の雰囲気だ。困ったものである。

現時点では、以下の限定的な人だけが、フィリピンへの入国が許されている。

  • フィリピン国籍保有者
  • フィリピン国籍者の配偶者・未成年の子供
  • 移民ビザの保有者

などである。自分の場合は、フィリピン女性の夫なので、2番目の条件に当てはまるが、そうでない普通の日本人は、フィリピンには入国できない状況となっている。

さらに、短期滞在の場合、普段はビザなしで入国可能だが、今回は、短期滞在ビザ9(A)なるものを取得することが条件になる。

また、仮にビザがとれても、フィリピン人の妻と一緒の入国でないと、入国できない可能性もあるとのことだ。

まとめると、フィリピン女性の妻と一緒に事前に短期滞在ビザを持ってフィリピンに行けば入国できそうなのである。
まあ、よほどの事情がない限り、今、フィリピンに行こうとする普通の日本人はそういないだろうが(笑)。

日本に帰国できるのか?

ということで、フィリピンにはなんとか行けそうだが、果たして日本に帰ってこれるのだろうか?
2020/11/19時点での情報であるが、
  • 基本的には帰国後14日間は自宅やホテルなどでの待機が要請されている。
  • 待機場所までは、公共機関を使用できない。
  • 入国時に抗原検査が空港内で実施され、陽性の場合には医療機関や指定施設に隔離される。
  • 陰性の場合には、上記のとおり自宅やホテルまで公共機関を使わずに戻り、14日間待機となる。

ということで、日本人であれば、さすがに入国拒否されることはないが、上記のとおり厳しくチェックされることになる。

日本なので強制力はないが、基本的には帰国後14日間は自宅待機になってしまう。公共機関も使えない。真面目に考えると、かなりの規制である。

日本らしいと感じるのは、抗原検査で陰性になっても、その後の移動に公共機関は使えないわ、自宅で14日間も待機だわ、なんのための検査なのかだ。ちなみに、検査結果は2時間ほど空港内で待って、すぐに結果を知ることができる。

陰性でも、自宅に戻るのに、普通にリムジンバスとか電車とか使えないのである。このあたりも、全く不合理な規制だ。実質的には、誰か知人に頼んで自家用車で空港まで迎えにきてもらうしかない。それが可能な場所に住んでいる人はまだ良いが、そうでない人は、実質的には帰国することができないということになる。(強制力はないので、いくらでもごまかすことは可能だが)

まあ、大勢から言えば、こんな時期に海外に行く自分のような輩が迷惑なだけ、ということなのではあるが。

とはいえ、海外に家族との生活の拠点を持つ日本人や、仕事や商売の拠点を持つ人も少なくはない。そういう人にとって、家族と会えないとか、収入の道が閉ざされるなど、本当に今回の事は、生活の根幹に影響を与えるものである。感染のリスクはある程度受け入れて、経済を再開させ、規制を緩和する方向を打ち出す政府の方針に、今回ばかりは大賛成である。

しかし、常に安全サイド、リスクオンに振りやすい日本文化の中で、この方向性が継続できるのか、心配ではある。

それでもフィリピンに行く方法

一番やっかいなのは、短期滞在ビザを入手することだ。

詳細は、下のフィリピン大使館のHPに情報があるので参照して頂きたい。

以下の書類をすべて用意して、

  1. 全書類をスキャンして、eメールでフィリピン大使館のビザ課に送信する。
  2. ビザ課から問題ないと返信がきたら、ビザ申請用紙を公証役場に持ち込み、認証してもらう。
  3. 認証された申請用紙と必要な全書類をレターパックで大使館に郵送する。同時に、手数料を現金書留で郵送する。
  4. 現金書留の領収書をスキャンして、先ほどのフィリピン大使館のビザ課にeメールして支払い完了したことを通知する。
  5. 1週間ほどで、レターパックでビザがスタンプされた自分のパスポートが返送されてくる。

必要な書類は以下のものだ。

  • パスポート・写真
  • ビザ申請用紙(公証役場での認証が必要)
  • フィリピン人との結婚証明書(フィリピンで取得し送ってもらった)
  • 身元保証書(大使館HPにフォーマットあり)
  • フライトのスケジュール表
  • 入国時待機ホテルの予約書
  • ビザ申請に関わる同意書(大使館HPにフォーマットあり)
  • 返送用レターパック

以上である。比較的スムーズに作業は進んだ。

 

問題は・・・

2番目のビザ申請用紙を公証役場に行って、その申請書は確かに自分が作成したものだと証明(私文書の認証)してもらえというのだ。日本ではめったに利用することがない公証役場であるが、実は文書偽造が横行するフィリピンでは、いろいろな文書を公証(Notarize)することは、非常にポピュラーである。たとえば、出生証明書を取る場合なども、常にNotarizeされることが必要になる。

日本であれば、申請書に印鑑を押せば普通は終わりだ。役所が発行した住民票を疑う人はあまりいない。

しかし、この手続きではフィリピンスタイルが求められる。ビザ申請用紙に必要な事項を記入し、最後に署名する欄があるのであるが、そこは空白にして公証役場に持っていく。そこで公証人がいろいろ身分証明書などを確認した上で、公証人の眼の前で署名し日付を記載するのである。その記載が私のものに間違いないという証明書を公証役場名で作成・発行してくれるのである。

まあ、確かにこれをやれば間違いない。公証役場に行くのも、手間ではあるが仕方ない。

しかし、驚いたのはその手数料である。

その紙1枚の単純な証明書の発行に、今回の場合は、5500円必要であった。まあ、ここまでは良いとしても、その翻訳版が必要ということで、英語版証明書の発行に、6000円が追加されたのである。

英語版と言っても、たいして翻訳があるものではない。すべて法律で決まっている価格とのことだが、なんとも英語に対する特殊性(高額なオプション価格設定)に、古い日本の役所体質を感じてしまうのである。

現状では、フィリピンに行く度に、この申請(費用)が必要になるので、たまったものではない。ちなみに、

ビザ申請費用:約5000円

公証費用:11500円

その他費用:約2000円

と、全部で2万円は必要になるのである。無職・無収入者にこれは厳しい。

フィリピン入国には、入国可能な適切なビザがあれば良いので、次回からは、上記の短期滞在ビザ9(A)ではなく、結婚ビザ13(A)を取得して入国することを検討開始したのである。これについてはまた記事化したいと思う。

 

フィリピン入国事情

さて、上記のようにビザを準備して、妻と一緒にフィリピンに行って入国するには、もう一つ、事前にwebからPCR検査の予約をしておかなければならない。これは、名前や滞在場所などの情報をweb上で入力するだけで簡単に完了できる。

この予約をしておかないと、入国時の空港での検査をスムーズに受けることができないのだ。

入国時に検査されて、結果がでるのに1日程度かかる。その間は、指定のホテルで待機しなければならない。結構きびしい規制があるのだ。

ちなみに、事前にその待機するホテルの予約もしておかなければならない。

空港からは普通にタクシーで移動可能で、そこで待機していると、メールで検査結果が通知される。陰性だと、そこから自宅に戻ることが可能になるわけだ。陽性なら、当然、医療機関に隔離されることになる。

フィリピンもまだまだ感染が治まる状況ではないが、一方で、ただでさえ貧困な国民が職を失い悲鳴を上げている状況も悪化している。

国外からの企業誘致や、国外に出稼ぎに出てお金を稼ぐ事で経済を回してきたフィリピンにとっては、このコロナによる鎖国状況はかなり致命的である。すでに、中国からの人の流入は再開されているが、コロナ前に戻るには、やはりまだ半年から1年はかかりそうである。とはいえ、ワクチンの流通とともに、経済の回復は急激に進むと思われる。その回復のタイミングに乗れるように、商売の準備をうまく完了させたいのである。今回のことで、既存の商売が淘汰され、新たな事業者に入れ替わるタイミングこそ重要なのである。

今回は、そのあたりの現地の状況を実際に見て、情報収集し、フィリピンでの商売立ち上げのスピード調整をするのが最大の訪問の目的である。

現地状況はまた記事でアップしていきたい。




 
 
 

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