フィリピンでは毎日、上の写真のような情報が更新・公開されて、コロナの状況が示されている。見にくいが、昨日の新規感染者数は5290名となり、ちょうど1年前のピーク(完全ロックダウンが開始された状況)をも上回る激増状態となっている。
このような状況になると、突然、理解に苦しむ対策が開始されるのがフィリピンの特徴だ。例えば、先日発表されたのが、子供に対するチャイルドシートの義務化だ。なんと、12歳になるまで、チャイルドシートを義務化するという、アホなルールだ。みな、唖然としている。12歳なんて、もう大人に近い体格だ。一体どんなチャイルドシートに座れるというのか・・・
話を戻そう。
コロナについては、先日、厳しいフィリピンへの入国制限が開始された。フィリピン国籍者を含むすべての人の入国が1か月間制限されるというものだ。これまで、フィリピン国籍者の入国が制限されたことはなかった。日本人なのに、日本に入国禁止されるという事に等しい。
異常である。
例えば、たまたま海外出張や海外旅行に行っていたフィリピン人は、この先、1カ月、自国に帰れなくなるのだ。とんでもない事だ。フィリピンの事だから、ルールはルールとして、ある程度の融通は効かせるのだろうが・・・
そして、このように発表されたルールや規制も、数日たつとあっさり撤回されたり、変更されたりすることも多い。よく考えてから発表しろと言いたくなるが、そういう厳密さをこの国に期待してはいけない。
フィリピンで散髪する方法
床屋にいけば良い。以上。
日本と同様に散髪屋がある。ローカル市街に行けば、昔ながらの小さい散髪屋があり、そこでは、100ペソ(200円ちょい)ぐらいでカットしてもらえる。髭剃りやシャンプーは含まれない。しかし、そういう店は衛生的に心配なので、今回は、住居のすぐ近くにあるモール内にあったちょっと近代的な床屋に行ってみたのである。
店構えといい、店の中のシステムといい、まったく違和感はない。席の前にシャンプー台はない。床屋でシャンプーするというのは、日本ぐらいなのか?以前に住んだアメリカやドイツでもそれはなかった。
せっかくなので、ちょっとフィリピンぽく、夏なので短くしてくれとお願いした。で、バリカンで、後ろと横をがっつりいかれた。さっぱりして最高である。
髭剃りはないが、髪の毛の生え際の剃りはやってくれる。清潔そうな新しい店なのでよかった。
この店で、300ペソ、約600円である。日本だと、安くても1000円は超えるので、やはりまだ、この手の人件費商売の物価は安い(まだまだフィリピン人ローカルの労働賃金は日本の半分以下であろう)。外国製品はほぼそのままの価格で販売され、それに関わるフィリピン人ローカルの賃金は安いまま。外国資本に搾取されている状態はもう少し続きそうだ。
さて、これで安心して行ける散髪屋はキープした。今回の滞在中にもう1度は行くことになりそうである。
フィリピンヘアースタイルである(笑)