【海外移住】コロナ禍の中フィリピンに行ってみた(2)

というわけで、今回はフィリピンには1週間だけの滞在となる。

帰国は自分だけで、妻は年末までこちらに滞在し、色々準備を進める予定なのだ。

写真は、BGC地区にあるMarket Marketという巨大ショッピングモールの様子である。普段は平日の昼間でも、なんでこれだけ人が居るの?というぐらいに大勢の客で賑わう場所だが、写真のように現状は閑散としている。

店はほとんどオープンしているのだが、お客さんが足を運ぶ交通機関も制限されており、その辺りの要因もあるのだろう。以前と比べると、コロナの影響が依然として如何に大きいかが窺える。

同じモール内の飲食店も写真のような閑散ぶりである。

場所や店にもよるが、以前では考えられない状態である。

わざわざモールに出かけてきて、ショッピングのついでに食事まで、とは流石にならないのであろう。リスクの掛け算になってしまう。

 

一方で、マティ市の中心部にある居酒屋店などは、かなり賑わっていたりする。まだ現地に留まっている日本人駐在員も少なくなく、そういう人が食事や会合などしており、店は賑わっていた。

市によって規制の内容は異なっているが、ビジネス街であるマカティ中心部は、比較的規制も緩く、経済再開に積極的なようである。

早めに閉める店もあれば、夜中まで営業している店もある。共通なのは、どこも入り口のガードマンが検温をして、店内では距離を置いて座らせたり、最低限の感染対策は取っていることだ。

昨夜行った店も、ほぼ満卓に近い状況ではあったが、密度的には以前の売り上げには及ばないであろう。今後はもしかしたら、戻ってもこのレベルまでなのかもしてない。

宅配やテイクアウトなどの拡大は必須になるであろう。または完全なプライベート空間で20人程度の集まりが安全に開催でき、食事が提供されるサービスなども、集まり好きなフィリピン人には必須になろう。

世界でも、コロナ禍で消える事業や店もある一方で、新規事業の立ち上げ件数は、過去最大になっているとの報道もあった。

この状況をビジネスチャンスと捉えて、何か新しいことを始められるかどうかが、今後の10年をどう生きるかを決めるのかもしれない。何もせずにじっと嵐が過ぎるのを待つも戦略であろう。ワクチンや治療薬が普及すれば、また今の想像とは異う世の中になるかもしれない。

大事なことは、後悔のないように、この人生で初めての大異変にしっかり目を向けていくことだと感じる今日この頃である。

 

 

     
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