再びフィリピンしたのが2/10。そして本日、ちょうど3か月が経過した。長かったような、短かったような、複雑な感じである。これについてはまた後日ゆっくり振り返りたい。
急遽、今週のフライトで日本に帰国することにしたのだ。
今回の長期フィリピン滞在の目的は大きく2つあった。
- コロナでグタグタになっていた賃貸・レストランビルの再立ち上げ
- 結婚・永住ビザの取得
ビザ取得については、以前のこの記事にも記載した。
相変わらずフィリピンでの滞在生活が続いている。最初のスケジュールでは、昨日、4/23が日本への帰国予定だったのだが、フライトそのものがキャンセルされたり、ビザが取れていないなどの理由で、まだ帰国の目途は立っていないのである。 前回の「[…]
エージェント経由で、申請書を出し、指紋と写真の撮影まで完了し、あとはビザの承認を待っていたわけだが、先日突然エージェントから、ビザの承認がいつになるか目途が立てられない(移民局から情報を入手できない)との連絡があった。相変わらずのフィリピン流である。
いろいろ検討したのだが、日本に戻ってやらないといけない事も増えているし、目途もなくビザの発給を待つのも苦しいので、一旦パスポートを返却してもらい、日本に帰国することにしたのである。
ビザ申請自体はキャンセルになるわけではないので、次回フィリピン訪問時に、簡単な手続きでビザを入手することができる。またその手続きで1万円弱費用がかかるのであるが。
腹立たしいこと極まりないが、思うようにならないのもまたフィリピンで生きていくということなのだ。状況に応じて、理想を求めず、次に進める道を選ぶのもフィリピンスタイルである。今回は、だったら早く日本に1度帰国するという判断をしたのである。恐らくまた、すぐにフィリピンに戻ってくることになるとは思うのだが。
日本に帰国する方法
さて、日本に帰国することになったのだが、今時は、簡単に日本に入国することはできない。基本的には、外国人は入国禁止状態である。日本人および、日本人の家族などの在留許可(再入国許可)を持っている外国人に限定されているのである。
もちろん、自分の妻は入国可能である。
日本人も含めて、すべての入国者は、3日間の隔離が強制される。指定のホテルに送られ、そこで3日間を過ごしたのち、PCRテストを行い、陰性であれば自宅でさらに11日間(全部で合計2週間)の隔離を継続することになる。
入国の際には、72時間以内に所定の条件を満たす(検査方法や検査結果の書式など)検査結果を示さなければ入国が許可されない。これが結構大変なのだ。日本の求める書式で結果報告可能な検査機関を探さなければならないし。
ちなみに、自分は昨日、このOAMCP Medical Clinicという所で検査を受けた。車に乗ったままで検査をしてもらえる便利な所だ。相変わらず鼻の奥をグリグリするやつで苦痛しかないが。検査費用は4000ペソ。二人で2万円弱の支出である。一体、今回、コロナ対応でいくらの支出を強いられたことか。計算したくもない!
ちなみに、日本での3日間の指定ホテルでの隔離とその間の食事は無料である。ただし、今回は成田到着なのだが、成田から横浜の自宅まで、公共交通機関を使わずに帰れという。無茶な話である。そういうのは、もうちょっと都心部近くに空港を作ってから言うものだ。知人などによる迎えができない場合には、レンタカーを借りるなどの手段しかなく、その費用も結構かかる見込みで、これもコロナ支出となってしまう。
用事がなければ、このような状況の中、海外などに行くものではない。
さて、無事、フィリピンから出国し、日本に入国できるのか?入国後の隔離はどんな感じなのか?またこのブログで記録していきたい。