相変わらずフィリピンでの滞在生活が続いている。最初のスケジュールでは、昨日、4/23が日本への帰国予定だったのだが、フライトそのものがキャンセルされたり、ビザが取れていないなどの理由で、まだ帰国の目途は立っていないのである。
前回の「移住に向けて必要なもの」シリーズで、結婚永住ビザの取得について記載した。下の記事である。
早いもので、フィリピンに来てすでに1か月が過ぎようとしている。もはや曜日の感覚はまったくなくなった。 仕事をしていないと、どうやって今日が何曜日だと認識するのだろうか。例えば、テレビ番組を見てとか、新聞を読んでとかだろうか。仕事をして[…]
ビザ申請後に、ロックダウンなどもあって、取得スケジュールは大幅に遅れているが、そんなことはフィリピンでは日常茶飯事である。
ロックダウンが先日解除されて、やっとビザ申請手続きがちょっと進んだのだ。それを今回は記録しておこう。
上の記事で書いたように、結婚ビザの申請は、エージェントを利用した。費用は約5万円ほどかかるが、やはり経験とコネクションのある専門家に頼むのは安心できる。いまだに、コネ、賄賂が当たり前のように使われる社会だからだ。
NBIで無犯罪証明書を取得し、その他の書類と一緒にエージェントから移民局に申請を開始後しばらくすると、移民局に来いと言われる。この日の何時に来いと、一方的である。
写真が、マニラ中心部にある移民局のメインビルディングだ。
入口はこんな感じ。いつもながら、混沌としており、どこにどう並んで手続きすればよいのかわからない。少しすると、エージェントの担当者が来てくれて、入口のガードマンとなにやら話し、建物の中に入れてくれた。
長時間並ぶこともなく、意外にスムーズな展開である。このあたりは、エージェントに大金を払っている効果であろうか。
中に入ると、目的ごとに多くの窓口があり、窓口ごとに待ち行列ができている。エージェントの人間に案内されて、その中のひとつの窓口で待つ。写真のように、厳重な防護服を着て待っている人もいる。異様な光景である。
ここでも10分ほど待っただけで、窓口に呼ばれ、正面および横向きの写真をとったり、指の指紋をすべてスキャンしたりと、簡単な作業を済ませる。所要時間10分ほどだ。
で、これで今日は終わりとのこと。予想に反して、なんともスムーズかつ、スマートである。フィリピンらしくない(笑)。
これで手続きは終了であり、あとは、ビザ発行を待つだけとのことだ。だいたい3-4週間必要とのことだが、ロックダウンなどがあるとまた状況は変わってしまうであろう。
いずれにしても、なんとかこれで、5月の中旬までにはビザ取得し、日本に帰国可能状態になる目途が見えてきたのは大きな前進なのである。
結婚ビザが取得できれば、フィリピンにさらに入国しやすくなるし、滞在期間も無制限だ。自分にとっては、仕事することができるのも大きい。
ということで、この大きな前進にお祝いのラーメンである。
ベイエリアにあるMall of Asiaにある一風堂で、日本のとんこつラーメンを味わうのだ。
非常に美味しいラーメンであった。日本と変わらない。しかし、値段も日本価格であり、1000円を超える。フィリピン的には、かなりの高級料理である。
いざという時に、日本と変わらないクオリティで日本食を食べられるのはありがたいが、こういう食生活を続けると、日本と変わらない生活費が発生してしまう。何かイベントの時の楽しみと考えておくのが良いであろう。
さあ、ビザ取得までもうひと踏ん張りである。