フィリピン移住 商売立ち上げ

 

フィリピンでの移住生活を支え、妻とそのファミリーの将来の収入源となってくれればとも考え、早期退職後に現地での小商売を立ち上げてきた。ちょうどコロナともぶつかり、尋常ではない時間がかかっているが、なんとか続いているのも、周囲で支えてくれる人々との縁があってこそであろう。

小商売は、この状況ではあるのだが、飲食店だ。マニラの中心部にあり、観光地・歓楽街でもあるマラテ市に、本格的日本食レストランを立ち上げているのだ。高級レベル・富裕レベルでいえば、現在ではマカティやBGC地区が代表であり、多くの裕福層を対象にした高級店や、有名なチェーン店などが、そこに展開されている。マラテは、どちらかというと、古い歓楽街であり、主な客層は海外からの観光客になる。

マカティやBGC地区への出店は、やはり格段にコストの桁が上がる。一方でマラテの方は、観光客・夜の街で遊びたい外国人が中心になってしまう。どちらが自分たちに向いた商売ができるか・・・・・慣れ親しんだ夜の街を選んだのである。

そういう場所なので、観光客のいない今は、とにかく皆、耐えるしかない。昨年12月に、観光ビザでの入国(開国)を開始するとフィリピン政府からの発表があり、明るい兆しが見えたものの、その後のオミクロン騒動で、いったん棚上げ中である。

つい先日、2月に開国すると、再度の発表があり、その実現を心より願っている状況なのだ。

ということで、開店準備もおちおちしていられない。毎日、店の中に作った事務所で開店準備に追われているのである。

店の中もずいぶんと準備ができてきた。これは2階である。2階は個室を中心として、ビジネス会食、同伴会食など、単価の高いお客様に利用していただければと計画している。マラテ地区には、小規模な昔ながらの居酒屋さんが多いが、清潔感があって落ち着いて日本クオリティを楽しめるレベルの飲食店は限られている。そこを当店でカバーするのが狙いである。

 

ここが事務所。現在の職場である。やはりこうして、仲間と仕事の立ち上げに熱中するのは楽しいものである。

 

さて、今のところ、1か月後にはオミクロンも収束し、世の中の流れはさらに開国・経済再開の方向に進む、進まざるを得ないと期待している。なんとか3月1日にソフトオープン(プレオープン)できるよう、もう全力で準備である!

     
最新情報をチェックしよう!