横浜にカジノはできるのか?統合型リゾート誘致の行方 賛成派?反対派?

 

先日、横浜にカジノを含む統合型リゾートを誘致する意思表示が市長からされた。

選挙対策なのかどうか、ずっと最近まで白紙と言い続けてきたのに・・・という批判は少し置いておいて、

皆さんは横浜への誘致をどうお考えになるだろうか。

日本経済新聞 電子版

横浜市のカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致で、最大のネックになるのが設置予定地・山下ふ頭側の反発だ。山下ふ頭で長年営…

上の日経新聞の記事によれば(以下、上記記事より引用)、

  • 誘致場所の山下ふ頭の敷地は98%を市や国が所有
  • 現在山下ふ頭を使っている港湾事業者が所属する業界団体は、反対を表明。立ち退きに応じないとのこと。
  • 横浜市民へのアンケート(市民説明会の参加者を対象)では大方が反対意見。理由は「治安が悪くなる」「依存症になる」。

とのことだ。

トーンとしては、ややネガティブフィルターがかかっている感じだ。これを読むと、やっぱり多くの人(市民、事業者)がカジノ誘致にネガティブであるとの印象を受けるだろう。

 

ちょっと違和感を感じるのが、記事内で、アンケート調査結果を引用している点だ。アンケートは、やり方によっては、統計学的に公平な世論測定もできるのだとは思うが、記事内にも記載してあるとおり、引用されたアンケートの対象は、無作為抽出の市民ではなく、市が開催した市民説明会への参加者が対象になっているのだ。

常識的に考えて、このような説明会の現場にまで行く人は、強い反対の意志や、問題意識を持っている人の方が多いのではないか。積極的賛成、まあ賛成、意見なし、無関心な市民は、このような説明会にはわざわざ行かないだろう。

記事を読むと、まず「横浜市民らの反発も必至だ。」とあって、それに続いて上記のアンケートの結果が、その根拠のように書かれている。アンケートの結果から導かれたのではなく、「反発も必至」という記事の筆者の持っている個人的な感覚がまずありきで、それに都合のよい、公平感を欠くアンケート結果をその根拠のように書くやり方は、公平で客観的な記事とは言えないと感じる。対立が激しくなればもっと記事が書けて面白いし商売になるなぁという期待感が透けて見えるというのは、言い過ぎだろうか。

 

果たして、横浜市民の世論は、本当に反対が多いのであろうか?是非公平な調査(住民投票でもなんでも)をやって欲しいものだ。それなくして、メディアは、片方にミスリードしかねない記事を書くべきではない。

 

個人的には誘致賛成である

上記記事をネガティブサイドに誘導するものだと批判的な事を書いたのは、自分が個人的には賛成サイドだからかもしれない。

反対の理由として、上記のアンケートの中にもあったが、

「治安が悪くなる」

「依存症になる」

この心配は理解できる。

とは言え、あまりに一般的な懸念であって、これは何もカジノ誘致だけではないだろうとは思うが、まあ、本当にカジノが出来たら、もちろん治安の問題、依存症による問題は絶対に発生するはずだし、その心配がないとは誰も言えないだろう。

しかし、昔からの横浜市民として言わせてもらえれば、何をいまさら言っているのか?・・・だ。

横浜と言っても広いのだが、特に山下ふ頭、みなとみらい、JRを挟んで野毛、関内、伊勢佐木町、あのあたりについて言えば、

あちこちに場外馬券場などの公営ギャンブルの拠点があり、競馬のある週末などは、赤ペンと競馬新聞とにらめっこの競馬ファン(ギャンブラー)が、昼間から立ち飲み屋でビールを飲みながら楽しんでいるし、馬券売り場は大盛況だ。街中が競馬ファンで溢れている。

勝ったお金で飲むお酒はうまいはずだ。その客目当てに多くの飲み屋が昼間から全力営業だ。

これはずっと昔からの光景であり、それが横浜のこの港地区のDNAと言っても過言ではない。

そこからちょっと内陸に入れば、黄金町だ。もともとは赤線地帯であり、ちょっと前までは違法な売春宿(ちょんの間)が何十件も営業しており、いわゆる歓楽街であった。

その名残もあって、福富町やその周辺(関内駅近く)には、まだソープ、風俗店、キャバクラなどの店が多数ある。

どんなにかっこつけても、横浜のこのベイエリア?地区は、そういう場所なのである。もちろん、それに関わるやばい方々もたくさんいらっしゃる。

この状況が、これからもずっと今のままで良いというわけではないが、こういう現状を抱えている横浜や、この地域に生活する市民が、いまさら、治安が・・・というのは、あまりに滑稽だ。

では、昔から放置されている、ドヤ街の寿町の事は気にならないのか?山下ふ頭から歩けば10分程の距離。関内駅のすぐ横には、昼までもちょっと歩くのが怖い町が、昔から放置されているではないか。カジノの心配する前に、こちらの治安をなんとかすべきだ。(というか、昔からの横浜市民は、あの地区はそれが当たり前なので、気にならない)

こういう、昔から現在の横浜を受け入れてきた市民が、新しいカジノに対してだけ、治安が問題などと言うのであれば、それは建前の理由で、本当は反対する別の理由があるんでしょ?と聞きたくなってしまう。

 

そもそも、しばらく海外に住んだ後に日本に戻ってきて、驚いたのがパチンコ屋である。

街中の、それも駅前の一等地に、何件ものパチンコ屋が営業している。昼間から、いや朝から大盛況だ。

これが全国レベルでそうなのだから、日本はすごい。日本に居たら当たり前の光景なのだろうが。

朝、会社に行くサラリーマンより早く、開店待ちで並んでいる光景をよく見る。新台入れ替えとやらであろうか。そのエネルギー、別の事に使えとは思うが、こちらも通勤なんぞにエネルギーを費やしている身なので偉そうなことは言えない。

日本中で、ギャンブルやってるし、パチンコ中毒になっている人などそこら中で見る。黙々と半日、パチンコ台の前にすわっていれば、それはもうパチンコ中毒初段であろう。

実は、こんなに、国中どこでもギャンブルできる国は、日本ぐらいではないのだろうか?調べたわけではないが。

そのくせ、ギャンブルへの嫌悪感は人一倍強いというのは、なんとも複雑な日本の国民性によるものなのか。

先日の記事にも書いたが、ギャンブル好きな日本で稼いだ大枚で、フィリピンに世界最大級のカジノホテルを建てたのは日本人のパチンコ王だ。パチンコのお金が、他国を豊かにしているわけだ。

この実態を見れば、「治安が・・」とか、「依存症が・・」とか、何をいまさら言うのか!という感じだ。

もちろん正式な場では、このような課題に対して、なんらかの対策や制限を設ける議論が必要だ。それはそうだが、市民感情として、「治安が・・」「依存症が・・」などという事をそれが多くの横浜市民の感情を表しているというのには、さすがに違和感しか感じない。

一度、横浜のこの地区を歩いてみるとよい。

誘致賛成の理由

誘致反対の意見に反対ばかりしても仕方ない。

個人的には、誘致賛成というよりは、ダメ元でも、なにか新しい事を始めなきゃっ!という危機感である。

上記の反対の理由程度で、何も新しい事をしない、将来の市の縮小均衡に対して何も手を打たないというのは、横浜市行政としてあまりに無策すぎると思うからだ。

正直、日本人の国民性でカジノや統合リゾートをやっても成功するとは思えない。IRの内容が結局は、これまでのギャンブルや観光・興行の枠に収まってしまうだろうからだ。カジノ以外は、結局は既存の施設の焼き直しか。温泉施設とか、寿司レストランとか、ショッピングモールとか・・・

他のアジアのIRリゾートではまねできない規模、内容の物を作れるのか?そうでなければ、誰が今更日本のIRに来るものか。先日の記事で紹介したように、フィリピン、マカオ、シンガポール、ベトナム、カンボジア、続々と豪華なIRがすでに稼働しはじめている。

これらに勝てる、さすが日本のIRと言われるものが、果たしてできるのか。生き残りをかけて市民一体となって挑戦するべきである。

きっとできないだろうとネガティブ批判して反対するのではなく、もっと真剣な危機感を持って、他国に勝てるようなものを作り、大きな観光ビジネスに育てるのだと今、挑戦しないでどうするのか。

恐ろしい程の規模とハイレベルなメンバーをそろえたe-スポーツアリーナはどうか。世界に類をみない巨大な桟橋はどうか。世界中の言語で見放題なアニメライブラリーはどうだ。市を挙げて、県を挙げて、国を挙げて、新しいビジネスに挑戦するべきではないのか。

反対意見は重要だ。反対する意見を取り上げるのも重要だ。しかし、その正論を振りかざして、将来の、未来の可能性を潰してはならないのではないだろうか。安全やクオリティを考えるのは、何か新たな芽が育ってからで十分だ。やる前からネガティブ面を心配しては一歩も前に進めないではないか。

 

まあそんなことより、中華街あたりの区分所有マンションを今のうちに、ひとつ買っておこうかのぉ・・・

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