緊急事態宣言 再び

 

2021年1月8日から2月7日まで、ふたたび首都圏に緊急事態宣言が発令された。ここに記録しておくのである。

遅いだ、効果がないだ、いろいろ批判はあるが、なにをやっても批判される国なので、まあこうなるわな。どこにも批判だけをする人はいるが、日本の問題は、それを多数世論のようにアホのように面白おかしく取り上げるマスメディアの存在が特有なのである。

国であろうが、一般人個人であろうがみさかいなく、批判がそこにあれば飛びつく。また、我々も、人が批判されているのを見るのが嬉しいと感じる国民性というのも事実である。なぜなら、根本的には、横並びであることが幸せ・正しいという価値観の中で生きてきたからである。人並であることや、普通であることから外れた人を見て、自分の現状に安心感を持てるのである。

人からどう見られるか、どう評価されるかより、自分自身がどう満足しているか、誇りに思えるかが重要な安心感の基準になる欧米人とはここが決定的に異なるのである。

まあ、そんな話はどうでもよい。もはや日本に染みついてしまったことは簡単には変えることはできない。

 

緊急事態宣言である。

フィリピンでも、年明けから規制が強化され、フィリピンに入国した後、全員が14日間の完全隔離(指定の施設に14日間滞在しなければならない)が始まってしまい、妻のフィリピン行きを延期せざるを得なくなったのである。これはイギリス変異種が入ってくることを防ぐ目的が大きい。またこれで、フィリピンでの商売立ち上げの準備にも影響が出てしまい、本当に困ったものである。

コロナ影響で工事も遅れに遅れているが、借金も家賃もないので、それでも影響は限定的ではある。

まだこんな鉄骨がやっと組みあがったようなレベルである。まだまだ先は長そうである。右隣には、ゴルフバーが出来て、先に開店されてしまったのだ。みな着々と、コロナ後を見据えて準備している。負けられないのである。土台が完成すれば、内部の工事は速いと思いたいのである。

 

さてまた話を緊急事態宣言に戻そう。

こちらは横浜の南部の田舎なので、元々人手の多い地域ではなく、宣言後の変化はあまりないように見える。

困ってしまうのは、宣言が出たとたんに、家のインターネットが激遅くなってしまった。前回の時も、朝などはまったく使い物にならないレベルになってしまったが、今回もそうなりそうだ。リモートワークで利用者が激増して、速度低下を起こしているとおもったが、これはもしかしたら、キャリアが帯域をしぼっているのではないか?一人一人の帯域を絞って、より多くの人がそれなりに同時利用できるようにするというキャリアの勝手な判断なのではないかと疑っている。とにかく、使い物にならないのである。

現在無職であり、横浜の田舎住みの自分にとっては、今回の宣言はあまり影響がないようだ。前回の緊急事態宣言の時は、関係なくばりばり毎日通勤して激務していたので、今回はしっかり巣ごもりして、緊急事態宣言を満喫するのである。

     
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