早期退職を決断したものの、なんとなく将来の収入に対する不安も大きくなってきたことを以前書いた。
早期退職プログラムの中で、再就職支援のサービスを使えるとのことで(会社負担)、さっそく事前説明を受けてきた。 横浜にオフィスがある、専門の有名な企業だ。 今回は事前説明なので、具体的な再就職先の紹介とかではな[…]
自営、自立、起業、海外移住が目指すところなのだが、せめて60歳までは再就職して、一定の収入を確保しておく方が安心では・・・・などとひよってくる。
そういう不安もあって、たまたま見つけたある財団の職員募集に応募してみたのだ。2019年1月中旬のことだった。
自立、自営するにしても、自分にはやりたいことがあって、日本に来たい、または日本に住んでいる外国人への支援サービスをしたいと思っているのだ。大げさでな事ではなく、なにか支援、手助けができて、少しばかりの対価をもらえればうれしいというレベルだが。
そのような外国人支援を行う団体がたまたま職員を1名募集しているのを見つけ、とりあえず応募してみたのだ。
初めて書く履歴書
履歴書というものを書いたのは初めてだ。
あまり書くこともないが、浪人や留年もなくストレートで大学を卒業。すぐに今の会社に就職してずっとまじめに勤続35年。そしてこの春に退職予定。たったそれだけの履歴だ。面白くもないが、まあ、安定したもんだ。
応募要項は、
・外国人支援などに経験、熱意、理解のある方
・英語や外国語などが喋れる方、パソコンが使える方
・年齢不問、国籍不問
・2年の有期契約
などだった。
自分は10年以上も海外駐在の経験もあり、TOEICも950点。その他、どう考えても、募集要件は十二分に満足しているものと判断して、それなりに自信を持って履歴書を送ったのだ。
1次の書類審査さえ通らない・・・
もちろん、年齢が57歳というのは最大のネックだろうというのは覚悟していた。しかし、それ以外は、かなり使える人材だと評価してもらい、少なくとも2次の面接には呼ばれるだろうと考えていた(結果的には、奢っていた・・・)
本日、まさに今日、連絡があり(予定では面接は明日の日程だった)、残念ながら・・・の結果通知を受け取ったのだ。
もちろん書類審査不合格の理由などは書かれていないし、聞いて教えてくれるわけない。
57歳という年齢も、2年有期契約がそもそも条件なのだから、今回はそう大きなネックになるまいと勘ぐっていた。こちらも60歳まで再就職できれば十分だったし。
ということは、とにかく、自分のようなリストラ初老おじさんには、もはや基本的な価値がないということだ。どういう技量があるとか、経験があるとか、もはやそれは二の次、三の次なのだと考えなければいけない。
いままでの経歴や頑張りや現在のタイトルがどうであれ、企業をこの歳でやめてしまえば、そのあとに残る価値などはゼロに近いのだということを、頭ではわかっていたつもりだが、改めて実感させられた。
そういう意味では、客観的に自分の価値を再認識する貴重な経験になったのだ。
さて・・・自分にもはや価値がないことはよくわかったが、どうしたものか。
再就職をもう少し頑張ってみるのか、開き直って、まずは1年間は失業手当をもらいながら、次の自営や海外移住の準備を進めていくのか。しかし以前の記事にも書いたが、再就職するなら、早ければ早い程(1歳でも若いほど)よいというのが、コンサルタントの言葉だった。1年遊んで来年になってはますます再就職は難しくなるばかりだ・・・
3月からはいよいよ本格的に再就職支援サービスも使うことができるようになるので、引き続き再就活の状況もリアルタイムにここで報告していきます!