退職金での節約生活で生き延びるには、いかにもらった退職金を使わないかの節約も大事だが、いかにもらった退職金を元手に増やすかも重要である。
いわゆる投資だ。
このブログでも、これから色々な投資の可能性を記事にしていきたいと思っています。
投資という意味では、これまでには、自分で個別銘柄への株式投資などを少額ながらやった経験がある。また、証券会社に進められるままに、投資信託的なものを買ったこともある。
あとは少額だが、仮想通貨も買ったことがあった。
いずれも、損または大した利益も出せていない。
自分は、基本的にはそういうお金を増やしたり、稼いだりする運というか、才能というか、まったくないと自覚はしている。ギャンブルやくじ運などもない。おみくじ運はさらにない・・・
とにかく、いくら頑張っても、基本的に金運はないので、あまり欲張ったり、イチかバチか的な行動をするとすべて失う可能性が大きいという、金運大前提を置いて今後の投資を考えていく必要がある。それだけは、自覚し、忘れないで行きたい。
不動産や株式も、オリンピックを前に、かなり高いレベルにあり、これからすぐに株式投資、投資信託、不動産・マンション投資をしても、なんか火傷しそうである。金運のない自分が手を出せばなおさらだ。
では、他に一体どういう投資がありえるのか・・・・少し調べてみたひとつがこれだ。
ソーシャルレンディングとは何か
こうして投資の方法を真剣に考えて、初めて知った言葉がソーシャルレンディングだ。
広告などでは、年利7%だとか、かなりの高利率のうたい文句が並んでいて、この低金利時代には、魅力的に見える(あ~~~、もうこの時点でカモになりそう・・・涙)
要は、いまはやりのマッチングサービスだ。お金を借りたい人(企業)がいて、その人はなんらかの理由で普通に銀行からの融資などが受けられないとかの場合、このマッチングサービスを利用してお金を貸してくれる人を探せるのだ。
我々投資家は、お金を貸す側の人の一人になるのだ。もちろん、一人では大きなお金を貸せないので、そのマッチングサービスに申し込みをして、自分の出せるお金だけ(例えば100万円とか)を貸す。ほかにもそういう人がいれば、そのお金を合わせて、マッチング会社が、借りたい人にある利率で貸すのだ。その利率が利益になって、貸した人達に分配される。それが例えばだが、年利7%とかの利益配分になって返ってくるわけだ。
これってなんか、理屈は簡単だが、いわゆる個人的な貸金業だよね。間に、マッチングサービス会社が入るけど。まあ、こういうのも投資のモデルとして認められているのだろう。
ソーシャルレンディングの危険、リスクは?
世の中、高いリターンの裏には、高いリスク、危険があるのは間違いない。ソーシャルレンディングの場合はどのようなリスクなのだろうか。
最も典型的なのは、そうやってお金をみんなで持ち寄って、ある企業に貸したはいいけど、その企業がつぶれてしまい、返済不能になってしまうことだ。
お金を誰かに貸すときは、常に存在する危険だ。
もちろんそのために、担保などもとるのだろうが、いずれにしても、貸したお金の全部または一部が戻ってこない場合があるということだ。
そういうことが無いように、銀行はきびしい審査をする。十分な担保をとる。保証人をとる。
しかし、そういうことができない企業がこのソーシャルレンディングでお金を借りるのケースが多いだろうから、はるかに貸し倒れのリスクは高いと考えなければならない。
ネットで、ソーシャルレンディング、失敗、と検索すると、かなりの情報を見ることができる。
ソーシャルレンディングの口座を作ってみた
そのようなハイリスクな投資に、大きなお金を使う気はさらさらないが、しかし、投資はポートフォリオだ。安全な債権投資ばかりではまったく増えない。安全な投資、少しリスクがあるかリターンが大きい投資、株式だけでなく、貴金属、外貨、不動産・・・そういうポートフォリオをうまく構成し、分散投資することが肝要なのだ(と、なんかの本に書いてあった・・・)
けど、確かに、なけなしの退職金を運用するには、そういうことが大事だとは思う。
で、とりあえず、いつでも投資できるように、もともと株式売買のあったSBI証券のグループである、SBIソーシャルレンディングで口座を作ってみた。
しかし、最近は、本当にこういう口座を作ることが簡単にできてしまう。そして、専門の知識などなくても、簡単に100万円の投資ができてしまう。誰かと会話などすることなくあっという間に投資できてしまうのがすごい。
このSBIソーシャルレンディングのホームページに行き、
新規登録の画面から個人情報を入力。確認書類(免許書やマイナンバー)を画像で送ると、数日後には、はがきが自宅に届く。
そこに書いてある確認キーを、またホームページ上で入力すると、本人確認が完了し、口座開設である。その際に、入出金する銀行口座などもオンラインですぐに設定可能だ。
口座ができてしまえば、投資するファンド(誰のどのような事業のための融資に参加するか)を選んで申し込み、出資額を入金すれば、完了である。
例えばこんなファンドが募集中だ。
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド
「太陽光発電事業者」向けの貸付事業で運用するファンド。予定利回り7%. 運用期間18か月。一口 5万円以上。
というものだ。集めたお金を「太陽光発電事業者」に貸して、その結果、年利7%の利益が得られます。ただし、18か月は解約できません。という感じです。
7%と利率というのは、かなり高いレベルです。それだけ、リスクも高い(事業者に貸すお金の利率も高いので、事業者が返せず破綻するリスクもそれだけ高い)ということですね。
イチかバチかに近いですね。実際にどういう事業者に貸すのかを、我々投資家は知りえないので(それはSBIが決める)、リスクを判断しようもないのです。だからイチかバチかです。そこが(実際にお金を貸す相手を知りえないことが)ソーシャルレンディングの最大の問題とも思います。
とはいえ、SBI自身は大きな企業グループですので、まずは一口、二口、全部をなくしても諦められる程度に投資してみましょう。投資完了後にまた記事でご報告いたします。18か月後の結果もね!お楽しみに!