手軽に現金収入が得られることもあり、Uber Eats配達員業務を再開したのである。
前回の早期退職直後にもやっていたのだが、再就職と共に冬眠となったのだ。このサービスの良いのところは、1度登録すれば、どれだけ休んでも、再開しようと思ったその日からすぐに仕事が開始できることだ。
本当にこのビジネスモデルを考えた人はすごいのである。画期的な就業システムだ。
前回と最も違うのは、サービス提供エリアが、自宅周辺にも広がってきたことである。要は、自宅周辺で配達の仕事ができるのである。
自分の自宅は横浜の南部(上大岡とか大船方面)なのだが、1年前はこの地域はサービス対象外であった。したがって、自宅からみなとみらい地区や横浜駅方面に出稼ぎに行っていたのである。バイクで片道30分弱で行けるが、横浜で開始しても最後は川崎まで飛ばされて、そこから横浜南部の自宅まで1時間以上かけて帰宅するのは、費用もかかるし、面倒と感じていた(疲労困憊状況だし)。
そう、横浜で最初の1件を開始しても、大体、その後、東神奈川、菊名、鶴見、川崎へと、自宅から離れる方に飛ばされがちであった。不思議である。
今回は、そちらには行かず、自宅周辺の土地勘のある場所を中心に、のんびりと仕事をしたいと考えているのだ。
Uber Eatsの仕事っぷり
超簡単に、この仕事の内容をご説明しよう。
Uber Eatsのアプリを開いて、オンライン状態(配達注文を受けることが可能な状態)にすることで、仕事が始まる。その状態で、例えば、店の多い場所の近辺で待機していると、アプリに配達注文が入ったことが通知される。下の写真のような画面だ。
これは、現在地から5分程度の場所のお店から配達注文が入ったことを示す。この5分というのは、とてもいい加減だし、この画面では、お店の名前などは表示されない。お店の名前などによって、配達注文を受けないことをさせないようにするためだろうか。
注文を受ける場合は、この画面をタップするだけだ。アプリ上に、お店の名前や地図などが表示される。Google Mapと連携させて、お店までナビさせることも可能(普通、そうする)。
すぐにナビを開始して、ナビに従って運転すれば、お店まであまり苦労せずに行きつけるわけだ。
お店までいけば、そこで注文のあった食事や飲み物を受け取り、お客様のところに配達開始するということになる。
すべて、アプリ上の情報だけで作業可能だ。
ナビに従って、お客様の場所に行き、品物を渡して、場合によっては、その場で現金を受け取る。それで完了である。
基本的にはこれの繰り返しで、何も難しいところはない。はずなのだが・・・・
Uber Eatsで困ること「あるある」
バイクでの配達の経験から、いくつか難しいというか、困る点を書いてみたのだ。単純労働にも、若干の経験とノウハウが必要である。
Uber Eatsはおすすめなのか
はっきりって、お金を稼ぎたいだけの人には向いていない。
例えば、自転車で体を鍛えるついでだとか、とにかく暇さえつぶれれば良いとか、そういう動機があればよい。ただ効率よく、お金を稼ぎたいならこの仕事を選ぶべきではない。
体一つでできるし、好きな時に働けるという他の仕事にはないメリットを享受できる人向きである。バイク配達などは、ガソリン代やバイクの償却費(維持経費)なども考えると、決して利益率が高いわけではない。事故や交通違反などを起こした時のペナルティの大きさも割に合わない。正直、それでもやりたい人はどうぞ、という仕事と感じる。
正直、そう大きなお金が稼げるわけではない。時間や出勤日などに制限がないことだけが、メリットと言えるだろう。
しかし、まあ、つなぎの仕事というか、とにかく一人で黙々と働きたい人には良いだろう。ほとんどストレスがない。特に今回は、自宅近くで働けるのが良い。自宅でテレビでも見ながら最初の注文が入ってくるのを待つことができる。注文がはいったら、さっと出かけて、まずはお昼のピーク時間をフル稼働する。ピークが過ぎた2時過ぎには自宅に戻りちょい休憩。このように自宅を拠点にできる働き方は本当に楽である。
そして、今日は、嬉しいことが。
やさしそうな女性のお客様から、チップを頂いたのだ。ちゃんとポチ袋に200円を入れて渡してくれたのである。夏の暑い日には、これ飲んでと水をくれる方もいた。こういうのは、本当にうれしいものだ。というか、こういう心遣いのできる人間になりたいものである。
さあ、明日も、朝晩フル配達だ!!