【早期退職】失業保険をもらうのか、再就職するのか?再就職手当はいくらもえるのか?

早期退職後には、結構な失業手当(失業保険)をもらえることがわかった。

自分の場合は、約1年間で約272万円ももらえるようだ。

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もちろん、ちゃんと求職活動して再就職する努力をしても、それでも仕事がない場合には、このマックスの手当がもらえるということなのだが・・・・

ある意味、なにもしなくても貰えるお金・・・貰っておきたいと考えるのが人情というものだ。

本末転倒:失業保険をもらいたいので再就職しない・・・

失業保険を全額もらうために、逆に再就職しない、または、自営業で自立しない(収入を得ない)ようにすると考えてるのは、どこか本末転倒だ。

残りの人生の時間も限られている中で、お金を稼げるのに、仕事を得られるのに、まずはとにかくお得な失業保険を全額もらってからと、せっかくのチャンスを先延ばしするような判断は間違いではないのか・・・・そんな事も考える今日このごろ。

自営でお金を稼げるようになるチャンス、次の仕事に就職できるチャンスは、もしかしたら、今この時だけなのかもしれない。1年待ったがために(失業保険を全額もらうために)そのチャンスを結果的に失うこともないわけではない。

再就職手当の存在を知っておこう!

失業手当をもらっている途中で、再就職が決まっても、残りの失業手当がすべてもらえなくなるわけじゃないことをご存知でしょうか?

上記に書いたように、失業保険を全額もらうために、むしろ再就職しない・・・という方向に流れてしまう人も少ないことは容易に想像できます。

で、この再就職手当があるのです!

再就職しても、残りの失業手当をすべてもらえないわけではなく、再就職手当という形で、結構な比率で残りの失業手当をもらえる制度です。

もう少し詳しく見て行きましょう。

 

再就職手当とは?

失業保険の手続きをしたのち、早期に再就職が決まった場合に支給される手当になります。

再就職後に本来もらえるはずだった残りの手当の、なんと70%または60%を再就職手当としてもらうことができるのです!もちろんそのための条件がいろいろありますが。

詳細にはハローワークで確認できますが、簡単に書いておきます。

再就職手当=基本手当日額x残りの支給日数x 60%または70%

で計算されます。

冒頭に引用した以前の記事にて、基本手当日額をどう求めるかを書きました。その金額がまさにそれですが、再就職手当の場合は、さらに上限が厳しくなっています。

退職したのが60歳未満:上限は6070円

退職したのが60歳以上65歳未満:4914円

私の場合、失業保険の金額を前の記事で計算した際には、基本手当日額は上限値の8250円でした。それを330日分もらえるのが、私の失業保険の総額でしたが、再就職手当の計算においては、8250円が上限6070円に抑えられるということになります。

残りの支給日数によって、60%か70%かが決まります。

残りの日数が多い程、すなわち早く再就職したほうが、より多く(70%)もらえる仕組みですね。

その他の主な条件としては、

  • 再就職が、受給手続き後のさらに7日間の待期期間終了後であること。
  • 残りの支給残日数がまだ1/3以上残っていること
  • 1年を超えて勤務することが確実であること

上記以外にも細かい条件がいろいろあるので、詳細はハローワークで確認するか、厚生労働省発行のこのような資料にて確認するようにしてください。

例えば、私の場合、かなり早めに再就職して、残りの支給日数が300日ある場合、もらえる再就職手当は、

6070円(基本手当日額)x 300日(残日数) x 70% = 約127万円

もらえます。失業して一月後に再就職しても、1年間無職でもらえたはずの272万円のうち、上記再就職手当と1か月分の失業保険額合わせて、150万円ぐらいちゃんともらえるということになります。

損するなどと思わずに、早く再就職してくださいね!ということです。とても正しい制度に思えます。ちょっと優しすぎるかもですね。

他にもまだあるもらえる手当

再就職手当だけでなく、「就業促進定着手当」、「就業手当」などもあります。

要は、失業者ができるだけ早く仕事をみつけるように思えるような制度(手当支給)です。

就業促進定着手当は、再就職したけれど、以前の職場より給料が大幅に下がってしまった場合に貰える手当です。パンフレットはこちら

 

就業手当は、たとえば短期のアルバイトなど、再就職手当の条件を満たさない仕事を得た場合に、もらえる手当です。アルバイトで働いた日数に対しても、本来もらえるはずだった失業保険の30%程度を手当として支給してもらえるのです。時給の安いアルバイトや契約期間の短い仕事であっても、どんどん働いてくださいね、ということでしょう。

その他、もっといろいろ、次の仕事を早く見つけるように手伝ってくれるための手当がいろいろあります。仕事が見つかりそうになったら、ハローワークでどういう手当をもらえる可能性があるかを確認し、その上で最終的にその仕事を得るのかどうかを判断するということが、早く再就職する義務と、再就職支援を受けられる権利のバランスとして正しいのではないかと思います。

詳細は、こちらのハローワークのサイトでも説明されているので、参考にされてください。

ちなみに、上記は、企業への再就職だけではなく、自立・自営で事業化することも同じです。自営などで自ら収入を得られる目途がたったら、ちゃんと個人事業登録などの手続きをし、上記の再就職手当などももらって、自立を確実なものにしていくということでしょう。

 

みなさん、頑張って仕事みつけましょう!!私も頑張ります!

     
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