フジミ ポルシェ930 Turbo ’76 プラモデル製作 (2)最終回

 

前回は、ボディのクリア吹きまで完了した。

 

 

今回は一気に、仕上げまで進めて行こう。

いかん、集中できていない!エンジン製作

今回は、なぜか全体的に製作に集中できていない。

それゆえに、仕上がりもまったく満足できないレベルだ。

このキットの特徴は、エンジンが精密に作りこまれていることである。

かなり細かい部品を組み合わせて、こんな感じに組みあがる。

一部、説明書が十分でない部分もあって、組み立てには相当苦労した。

古いキットだからだろうか、全体的には、説明書がおおまかな感じで、部品の位置決めや塗分けなど、ちょっとてこずる。

エンジン組み立てに精力を使い果たしてしまい、室内内装などは、また手抜きになってしまったのだ。

 

ボディの仕上げ

ボディの窓枠などを塗装する。

指定色はタイヤブラックだが、普通にフラットブラックで塗ることにした。

マスキングはこんな感じ。

 

ホワイトボディに、黒の窓枠。境界線が明瞭でないと、とても目立ってしまうパターンだ。しかし、完全に失敗。ガタガタになってしまった。これがちゃんと塗分けられないと、精密感がまったく出ず、おもちゃになってしまう。

今回はまさにそんなレベルになってしまった。これも集中力の欠如ゆえか・・・

 

シャーシとエンジンの結合は、思ったより精密度は要求されず、ざっくりと搭載することができた。

こんな感じでシャーシに、コックピット、シート類、エンジンを搭載し、いよいよボディーと結合するわけだ。

 

失敗の連続で心折れたが、とにかく完成させた

とにかく、心を鬼にして完成させたのである。

このキットを作り始めた時は、さっと簡単にできるつもりで始めたのだが、全然そうではなかった。

このキット、バリが多く、部品の成型精度も劣化しており、モールド線もなまっている。決して、自分のような初心者が簡単に作れると思って手をだすべきものではなかった。

しかし、とにもかくにも、憧れのポルシェ930 Turboだ。どうしても、完成車として手元に置いておきたくて、なんとか最後まで組み上げた感じだ。

プラモデルとしての出来は置いておくとして、やっぱりとてつもなく恰好いい!

エンジン部は、ボディーをかぶせるとこんな感じになる。

この角度も大好きだ。エンジン部はウィングをつけると、こんな感じで隠れる。本当は、フロントボンネット部も作りこまれていたのだが、今回は省略した。ボンネットを切り離すのが嫌だったからだ(うまく作れなくて、ちゃんとハマらなくなるのが嫌で)。

リアタイヤ上のオーバーフェンダーから流れるこの曲線がたまらない。

 

この真横のスタイルもほれぼれする。 真横から見てこれだけ美しい姿の車は数少ないのではないだろうか。

失敗だらけで、恥ずかしくて遠目の写真でしかご紹介できないが、とにかく初めてのポルシェを製作したことの喜びは大きい。

是非、今度は違うメーカーのキットで、もっと集中力を持って、製作リベンジしたいのである。

     
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