また、怒っていない、「怒りニュース」だ。
なんか日々ちょっと思ったことを書き留めたいので、「怒りニュース」カテゴリーを作ったのだが、意外に怒ってない自分に驚くばかりだ。誰に対してもやさしい、温和で純朴な早期退職節約生活者になりたい。
ニュースタイトルがすべてなので、詳細の引用は省略するが、なんかここまで、自分の早期退職が世の中に影響を与えてよいのかと、自分が怖くなる。
先日の記事で、イチロー選手引退とのシンクロについて書いた。
もちろんただの偶然であるが、本人としては、なにかひとつの時代の終わりという共感を感じてしまう。
そして、さらに、新しい元号の発表が、自分の退職の翌日に発表になるとは。スポーツ界のレジェンドだけでなく、歴史そのものが、自分の人生とシンクロするなんて。
そういえば、自分の人生の節目だった、最初の結婚。 「最初の」という形容詞は読み飛ばして頂きたい。
実は、自分の結婚式、披露宴の直前に昭和天皇が崩御された。まさに昭和の最後の瞬間だった。実際問題、そのニュースを聞き、当時真剣に、結婚式の延期を考えたのだ。ほぼ皇族だった自分は、帝国ホテルでの挙式だったのだが、昭和天皇の崩御により外国要人の来日と重なり、ホテル側から披露宴のキャンセルを余儀なくされる可能性が高く、一時は諦めた。
結局はホテル側の配慮もあって、披露宴はやれたのが、なんかそんなお祝いする雰囲気ではなかった。
そんな歴史的な躓きから始まったのが、最初の結婚生活だったのである。つまづくわけである。
そしてまた、その記念すべき年に始まった平成の終わりが、自分の会社員生活の終わりの翌日に告げられる。これは本当に単なる偶然なのだろうか?
繰り返して言うが、単なる偶然である。
元号はやはり歴史の象徴なのかもしれない
そんな自分の馬鹿な話はともかくとして、でも実際に、平成というひつの元号の終わりに同期して、平成時代の象徴的なものも終わろうとしている。これは、決して偶然ではないだろう。
- まさに平成時代にその記録を作ったイチロー選手の引退
- 平成文化の象徴であった、AKBの総選挙終了。
- 国粋主義から、外国人移民文化への変化
- 東証1部、2部制度の見直し(昭和からだけど)
何か、いままで当たり前だったことが、ちょうどこの時期に終わろうとしている、変わろうとしている。平成が終わることに合わせただけなのか、平成が終わるからなのか、それはわからない。
いい機会なのかもしれない。
日本が平成の終わりをきっかけに、大きく変わっていくこと、大きく変わろうとする機運が高まることは。
平成が短かったので、これからは完全に、昭和世代、平成世代、新元号世代が共存する時代がしばらく続く。その中で、元号を基本とした社会システムはもう破綻するのではないだろうか。昭和xx年と言われてもイメージできない若い世代。そして今は新元号xx年だとどうしても記憶できない昭和の老人世代。元年はわかるけど、数年たったら新元号3年なのか、4年なのか、ネットで調べないとわからなくなる事に1000フィリピンペソ賭けるのだ。
元号文化を守るのは良いことだ。けど、書類、役所などの公式な文書や社会システムは、もう西暦に統一するのでよくないですか?これを機に。
固定電話やキャリアメアドがないと差別される仕組み。もう無理がありませんか>ゆうちょ銀行。
2種免許を持っていても、個人でタクシーできない既得権保護を容認しちゃう社会。もう変えたらどうですか?世界の人は見ていますよ。
他人のミスに厳しく、プラス面よりネガティブ面ばかり批判されて、新しいものに挑戦できない社会。息苦しくありませんか?むやみに謝るの、やめませんか、新元号の社会では。
自分の退職の年が、まさに新しい世の中へ変化する始まりの年だった、となったのかどうか、死ぬときに最後にチェックしてみたいものだ。
私が予測する新元号 「開眼元年」だ。
改元であり、おかしくなった日本人が目を覚まし、強き日本を取り戻す時代。かいげん(開眼)だ!