退職後の時間を豊かなものにするために、働いたり・ビジネスしたりするばかりではなく、余裕のある時には、日本のすばらしい景色を楽しんだり、美味しいものを食べる旅行に出かけるのはいかがでしょうか?
とはいえ、退職金節約生活の中で、そうそう豪華な旅行を続けるのは難しいでしょう。
そこでRYO-JAPANは、日帰りバスツアーをお勧めいたします!
富士芝桜まつり 河口湖・箱根 山のホテル つつじ・しゃくなげフェア、小田原 をぐるっとめぐるバスツアーをレビュー
人にお勧めする物は、自分でまず体験するのが、RYO-JAPANブログの鉄則である。
今回、そもそもどうしても行きたかったのは、富士山と芝桜の美しい写真を見たからだ。
調べてみると、富士芝桜まつりというものだった。
桜というぐらいだから、やはり見ごろの時期は限られる。調べたところ、4月末から5月中旬ごろのようだ。ゴールデンウィークに行くのは混むし、高そうなので、その直後の5月8日に予約したのである。
予約したのは3月20日だ。きっと人気だと思って、早めに予約したのである。
タイトルの通り、予約したツアーは、横浜駅東口から出発し、富士芝桜まつり→川口湖畔→箱根 山のホテル つつじ・しゃくなげフェア→小田原→横浜と、ぐるっと一周するものだ。
7:20に出発し、渋滞はほとんどなく、それでも帰着は予定どおり5:40であった。かなり密度の濃いツアーである。
クラブツーリズム バスツアーは快適なのか?
芝桜まつりに行くツアーは、各種あるが、今回は、クラブツーリズムさんのツアーに参加したのである。
HPはこちらだ。
全国レベルの出発地からのツアーを企画されている。
今だと、神奈川発のバスツアー(日帰り)で人気1位は、
神奈川直売所めぐりとビール工場見学、サクランボ狩り食べ放題ミステリー とかのようだ。行きたくなっちゃう。
今回のクラブツーリズムさんの富士山 芝桜まつりツアー 少しレビューしてみよう。まずはレーティング評価だ。
出発場所 集合時間など | 3.0 |
添乗員サービス | 4.0 |
食事 | 2.5 |
スケジュール | 3.0 |
価格 | 4.0 |
バス | 3.0 |
出発場所・集合時間など
横浜発なので、横浜駅 東口、ベイクォーター マクドナルド前に7:20集合だ。
ベイクォーターは、駅からはちょっと歩く。10~15分程度だろうか。階段の上り下りもあり、決して便利な場所ではない。とはいえ、着いてしまえば、そこからバスに実際にのる場所までは近い。スペースも広く、危険を感じることもない。お子様連れでも、安心して集合できる場所である。
駅からちょっと歩くというので、少し減点させてもらった。その手前にある、東口バスロータリーにならないものか。まあ、許可されないのであろう。
出発時間はかなり早いが、これは内容とのバランスなので、仕方ない。
添乗員サービス
いわゆるバスガイドさん(バス会社から派遣されたバスの補助要員件案内役)ではない。クラブツーリズムさん側の添乗員さんがずっと同乗してくれ、その方が要所要所で案内もしてくれる。非常に丁寧でテンポもよくミスもなかった。段取りもよく、快適なツアーになった。
また、最後の最後に東名横浜町田インターが事故渋滞でとんでもない状況だったのだが(大和トンネルからインター出口まで渋滞)、さっと判断して、青葉インターまで行き、そこから246号線、第三京浜で、スムーズに横浜駅に到着できたのは見事であった。
判断できない、遅い方であったら、あの渋滞を待ち、一体到着は何時になっていたことか。最後の最後で、ツアーが台無しになるところであった。心より感謝申し上げたい。
自分も最近、個人ツアーガイドを仕事にしているので、今までは違う視線で見てしまった。すみません、いやらしい視線ではないのです!!
食事
あくまでも、今回のツアーであるが、早朝から夕方までで、料金に含まれたいたのは、昼食的なタケノコご飯的お弁当、補助的なさくらおこわだ。スーパーで売っているような簡易弁当のレベルである。まあ、悪くはないし、値段相応といえばそうなのかもしれない。
ただ、ゆっくり途中でお昼ごはんを別に食べる時間的余裕はないので(盛沢山のため)、このツアーは食事目的ではないことが明確である。ある意味、フォーカスが明確でよろしい。
美味しいものをバスに乗りながら食べたい方は、自分で食べたいものを買って、バスに乗り込むことをおすすめしたい(このツアーの場合はだ)
スケジュール
幸いにして渋滞もなく、非常にテンポの良いツアーであった。若干、詰め込みすぎと感じるかもしれないが、結果的にはこれぐらいの方が満足感を得られるのではないか、日本人的には。前述のとおり、最後の大渋滞を回避して、予定どおりの時間に横浜に帰着したのはすばらしい。
メインの芝桜まつり会場の滞在時間は50~60分である。これがちょっと短いので、スコアは3.0とした。ぐるっと会場を1周するので終わり。メインイベントだけに、もうちょっと90分程度は、時間をとりたかった。その後、河口湖、箱根、小田原による時間との兼ね合いなのであろうが、ちょっと残念だった。
価格
今回は大人一人、7990円である。
仮に個人で行ったとすると、
芝桜まつり入場券 550円
高速料金 約5600円
ガソリン代 約4000円
昼食代 1500円
ぐらいだと考えると、7990円というのは、やはり安いのではないだろうか。もちろん、自分のペースで回りたい方や、自分でドライブしたい方などは、価格の問題ではないので、話は別としてだ。
退職後の平日に、夫婦二人で、まる1日気楽に楽しめて、二人合わせて16,000円。 悪い話ではない。
バス
バスの運行は、クラブツーリズムさんから、バス会社に委託されるようだ。今回は、本ツアーはバス3台であったが、すべてバス会社は別であった。
バスはまあ、普通のバスだ。決してゴージャス系ではない。座席がゆったりしているわけではない。日帰りツアーであれば十分である。
今回3人グループだったのだが、座席は2名+1名で前後に分かれた。いくつかの3名グループがあり、すべてそのような配置にしたとのこと。
ほぼ満席であった。
また、予約が早かったからか、自分の席は、1号車の運転席後方の一番前という、前方景色も独占できる、よい席であった。バスツアーは、行くと決めたら、早めの予約が良さそうだ。
富士山、河口湖、小田原観光 おすすめのお土産、ベスト3 開封動画もあるよ!
せっかくなので、今回、現地で選りすぐった、おすすめのお土産をご紹介しよう。
最後にある動画では、開封・試食しているので、是非ご覧ください。
金多留満 河口湖畔店 富士山 和菓子のお土産はおすすめだ!
金多留満と書いて、きんだるま と読む。
明治44年創業の老舗の和菓子屋さんだ。お菓子を通じて、富士山の分か、伝統、季節、産物を多くのお客様に伝えること、を目的として商いをしているとのことだ。
HPはこちら
明治44年創業、富士のふもとの和菓子専門店。銘菓「富士山羊羹」「はまなし」「かねたまる餅」など、お土産やお遣い物にもどう…
場所はこちらだ。
河口湖の北岸にある。近くにキャンプ場も多くあるので、キャンプ帰りのお土産としても、購入しやすいかもしれない。
こちらでおすすめは2つ。
かねたまる餅だ。
なんとも縁起の良い名前で誰かにあげるお土産にも嬉しい。御覧のように、ひと箱に12個入っているので、会社同僚へのおみやげにもぴったりである。いわゆる、ドライブインで売っているような、いかにもお土産的なやっすい感じの餅菓子ではない。
さすがに、老舗の和菓子屋がお土産として商品化しているだけのことはあって、ちゃんと和菓子だと感じる。中のあんこの上品さ、外を包む餅の口触り。安い感じはしない。ちょっとしたお土産でもらっても嬉しいのではないか。 ひと箱1 1100円で、3個セット1000円になる。
ちなみに、お店から一銭たりとも受け取っていないし、宣伝を依頼されているわけではまったくないのだ。
さらに同じく、夏富士山羊羹だ。
これは、切ると、夏の富士山が浮かび上がる。どこのお土産なのか、まるわかりなのだ!
いろいろバージョンがあるので、味も楽しめる。この夏富士バージョンは、周りのグリーンの部分が梅の味になっており、甘さも抑えめで、フルーティだ。和菓子でも、若い女性に喜ばれそうである。こちらは1本 1500円。食べ応えある大きさなので、お買い得である。
なお、バスツアー全員に100円引きのクーポンが配布されたのだ。うちは3人グループなので300円割引だ。3人で会計に並んで、それぞれ1枚のクーポンを使うのは面倒だが(たぶんそれで会計混んでたのかなぁ・・・)。
余談であるが、このお店の前で、めずらしいものを見つけた。
富士山コカ・コーラである。
真っ赤な自動販売機なので目立つのだ。ご当地コカ・コーラというのだろうが、ボトルにちゃんと富士山のイラストが描いてある。いかにも、外人が買っちゃいそうだ。
値段を見ると、250mlの缶だが、200円ですと! とんでもなく高い。誰が買うか!!
買った・・・
小田原 鈴廣 かまぼこのおみやげはこれで決まり!
小田原と言えば、かまぼこなのである。
相模湾でとれた魚をミンチにして、蒸し上げるというイメージだ。
鈴廣さんも、老舗であり、有名である。
今回ガイドさんに聞いたのであるが、
写真は、国道1号沿いにある、鈴廣さんのおみやげを買えるお店だ。この道の方に突き出した庇(ひさし)をご覧頂けるだろうか。大きな白い柱で支えられている屋根の部分だ。
これは、毎年恒例の箱根駅伝のために、鈴廣さんが作ったとのこと。ここは中継地点になっており、選手や関係者が多く集まる場所なのだ。箱根駅伝は新年なので、まず寒い時期だし、このあたりだと雪や雨が降る可能性もある。
そんな環境から少しでも選手を守るために、このひさしが鈴廣さんによって作られたの言うのだ。すばらしい!
今では、往路も復路も、鈴廣さんが中継地点になっているそうだ。
ありとあらゆるかまぼこがお土産として売られていて、迷うほどだが、今回おすすめするのは、これだ。
かまぼこトミカだ。
もうパッケージを見れば御覧頂けると思うが、かまぼこで、ミニカーを模してあるものだ。
動画に開封の様子があるので、是非、実物を見て頂きたいが、とてもよくできている。
パトカーとブルドーザーの2つのかまぼこがセットになって、780円ほどであった。
他にもパトカーとバスの組み合わせもあった。
子供にはかなり喜ばれるだろう。
トミカさんと完全タイアップなのだろう。パッケージは一見すると完全にミニカーのおもちゃだ。
お子様を喜ばせる際には、ご注意頂きたい。ぱっと箱だけを見せると、子供は完全にミニカーをもらえたものと理解するだろう。
しかし・・・・開けてみたらかまぼこだということが判った日にゃ・・・想像するだに恐ろしい。
面白いかまぼこがあるよと、ちゃんと理解させてから、見せるべきである。
観光地に行ってこそ買ってたのしいおみやげ、この3つ、是非ともおすすめである。
で、富士芝桜まつりは綺麗だったのか?
やはりこういうのは、写真ではなかなか伝わらない。特に素人写真であるし。
特に遠くに見える富士山の迫力を、写真という狭いフレームで表現するのは難しい。どうしても、ちんけな富士山に見えてしまう。
せめて、動画で見て頂きたいのだ。
お土産のリアル開封と試食も後半にあるので、是非、御覧頂ければ幸いです。
昭和感満載のバスツアー。既製品の良さを見直しました。何を大事にする旅行なのかをご夫婦、ご友人と事前に共有して、正しくバスツアーを選ぶのが吉である。こういう手軽で安いバスツアー、外国人にも好評だろう。是非とも続いて欲しい商品・サービスである。
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