Revell ’78 Corvette Indianapolis 500 Pace Carの製作記なのだ。
(1)(2)はこちら。
ということで、赤ラインの消失事件で、やる気も萎えてしまったのであるが、なんとか完成まで目指している・・・
このキット、とにかくゲート部が大きい。これはフロントガラスのパーツだが、このように1cmぐらいがゲートになってしまっており、丁寧に切り出そうとしても、なかなかうまくできない。
このように、どうしても大きなゲート跡が残ってしまう。
うまく切り出す方法があったら、是非とも教えて頂きたいのだ。
テールランプは、真中の部分は無塗装になっているので、マスキングには写真のようにマスキングゾルを使用する。表面張力もあって、ゾルをたらすとうまく円状に張り付いてくれる。
こんな感じでクリアレッドと塗分けを行う。
全体的にこのあたりはもうちょっと雑な仕上げになってきているが、気持ちが折れているので、お許しいただきたい。
こうして、いろいろ組み立てて、完成である。
このキットは、このようにエンジンフードが開閉できるようになっているのだが、案の定、しっかり閉まらない・・・エンジンパーツが干渉しているようだ。あとで接着してしまおう。
上の写真ぐらい、ボンネットが浮いてしまう。これも失敗ポイントのひとつだ。
しかし、開閉可能なキットをいくつか製作してきたが、うまくはまったためしがない。まったく上達しないのだ。
やはりもうちょっと緻密に仮組をするような手順に変えていかないとだな・・・わかってはいるのだが・・・
あと致命的なのは、上の写真のように、シャーシがボディーに対して前よりに接着されてしまっている。タイヤをはめて初めて認識したのだが、シャーシとボディを結合した際には違和感なくしっかりはまったと思ったのだが、このありさまだ・・・・
シャーシも固く接着されてしまっており、ただでさえ気力がなくなっている中、やり直す気にはならなかった・・・
まあいろいろ大失敗だらけではあったが、こうして遠目で見れば、やはりなんとも大迫力なアメ車、ザ・コルベットである。
いろいろな年代の型があるが、自分の中ではこのモデルが、ザ・コルベットなのだ。
こんな女性のような美しいラインを持つ車が、何千ccという巨大なエンジンユニットを、ドカドカ言わせて走るその姿は異様である。
きっと多くの男が、この車のとりこになっていったのだろう。
今でも、その美しさは、決して古さを感じることがない。
自分の生きた、70年代、80年代の車の素晴らしさに、平成最後の年末にあらためて気づかされるのだ。
はぁ、これでせめてボンネットがしっかりはまっていれば・・・
苦労しましたが、とにかく完成まで漕ぎつけました・・・
必ずこのコルベット、リベンジです!
長い間、御覧頂き、ありがとうございました!