思い出プラモデル 第5弾 ニッサン フェアレディ 280ZX タミヤ 1/24の完成なのだ。
いや~、かっこいいモデルだ。 相当古いキットに違いない。なんとモーターと電池を入れて(こう書くと、逆に最新モデルに聞こえてしまうが・・・)動かすことができるキットなのだ。どれくらい前に作られたキットなのであろうか・・・
今回はもちろんモーターなどは入れずに、ディスプレイモデルとして作成したのだ。
パッケージは、DATSUN 280-ZX T-bar roofとある。 輸出の場合の名前だろうが、その割には右ハンドルしか選べない。
窓に貼る日本の車検用のラベルのデカールなどもあり、なんかちぐはぐな感じである。
ボディカラーはシルバー&ブラックを選択。
まずは全体をブラック(EXブラック)で塗装したのち、上の写真のようにマスキングして、シルバーを塗装した。
TS30 シルバーリーフを使用
持っていた以上にきれいに塗れた。こうなると気分は俄然盛り上がってくる!
このあと、ボディを横に走る、細いシルバーのラインが必要になるのだが、一応、そのデカールが付属しているようだ。
しかし、さすがに古いキットで、自分もオークションで手に入れたようなもの。デカールは劣化してしまっており、まったく使えなかった(強度が不足して、とてもこんな細い線のまま貼ることができず、ブツ切れになっては破壊・・・)
仕方なく、マスキングして塗装することにしたのだ。
これは初心者には難しい。いかに細く、そして均一に、また上のシルバー部分と平行に、さらにははみ出さずに塗装とする、何重もの壁が目の前を塞ぐ。
出来はまあこんなもんだ。素人にしては、結構いけているのではないか?
ますます気分は盛り上がってくるのである。
もうあとはひたすら作るだけ・・・で、完成。
写真ではわかりずらいが、結局ブラックの部分にはプレミアムパールを軽くかけ、その上からクリアーブラック、クリアーをかさね、ちょっと派手な感じにしたのである。
リアのエンブレムも、モールドのみでデカールはなし。モールドも浅く、最終的には文字のかけらも残らなかった。ここにエンブレムがちゃんとつくとかっこいいのだが。
ボンネット前部のエンブレムもデカールはない。一番雰囲気のでるポイントなのだが・・・。結局今回は、別のフェアレディZのキット(ハセガワのZ432R)に付属しているデカールを流用して使ったのだ。(そのために、ハセガワのキットを買うという・・・・)
こうしてみると、なんか車検マークのデカールは違和感あるなぁ。エンブレムがまったくデカール化されていないのに・・・・(もしかしたらライセンスの関係なのか??)
このキットの特徴はなんといってもTバールーフである。
なんとかっこいいことか。
フェアレディ280Zは、大学生のころ、家の車として乗っていた。中古で買ったものだったが、まあうれしかったものだ。それまでは、コロナ、マーク2などのファミリーセダンだったので、本当にうれしかった。
ただ所有していたのは、普通のルーフモデルで、このTバールーフのかっこよさにはあこがれていたものだ。
車重は重く、スポーツカーとしての評価はあまり良くなかったのかもしれないが、当時の自分にとっては最高にいかしている車だったのだ。
前後バンパーのメッキ部との組み合わせなども大変よくできたキットである。すんなりとすべてがはまる。
普通にくみ上げても、結構実車感、リアル感を出せる良いキットだと思う。
一応エンジンもついており、ボンネットを開けられるのだが、自分はボンネットは固定し、エンジン部分は省略する手抜きをした(汗)。
この個性的なスタイルを見てほしいのだ。なんともかっこいい。
いまでも十分かっこいいスタイルだ。
このリアからのビューが一番のおきにだ。
あっ、マフラーをつけ忘れている。このあと付けます・・・
今回は、自分のレベル的としては、かなり綺麗に仕上げられて大満足である。
それもキットの作りがよかったからかも。前後のランプなども、すべてメッキパーツの上にクリアパーツをのせる構造になっており、いわゆるキラキラさせるためにシルバー塗装や、メッキシールなどを貼る手間が不要なのだ。
各部品もしっかり合い(Tバールーフのガラスをはめるときは少しルーフ部と干渉。ガラスの外周をやすってフィットさせる必要があった)、ボディスタイルも美しい、おすすめのキットであった。さすがタミヤ。
最後はいつもの動画なのだ。