フジミ製 ヨシムラ SUZUKI GSX-R750 1/12 1986年 鈴鹿 8 耐レース仕様 の製作記録第2回目、そして最終回なのだ。
前回の記事はこちら
前回はフレームにエンジンを取り付けるところまで。写真はその後、後輪をとりつけたところです。
リアのフレームの斜めに走っている部分が折れたり、そこについている部品の付け方を間違えていたり、相変わらずごたごたしてしまいました。
組み立てはちょっと手間がかかりますが、基本的には説明書どおりにやっていけば可能です。メカの再現性も高く、相変わらずよくできたキットです。
カウル類もしっかり乾燥できたので、研ぎ出しをする前に、裏面をつや消しブラックのエナメルで塗装します。縁の部分はあとでエナメル薄め液で落とします。
やっと全体的に部品が準備できました。あとはざっくり組み立てていきます。
ブレーキやアクセルのケーブルは、この細目のパイピングケーブルを使いました。0.65mmがちょうど良い感じ。
付属のケーブルはやっぱり太く感じてしまいます。
下地作りの際に開けておいた穴に、虫ピンをつけてリベットを再現しました。
サイズ的にはNo.0があまり目立たず最適かなと。
ちょっとカスタムしたのはこのぐらいでしょうか。あとはどんどんシンプルにくみ上げていきます。
フロントカウルをつけない状態ではこんな感じです。リアのカウルも、きっちりはまりました。精度もなかなかのキットです。
マフラーの着色はちょっと失敗したかな~。パイプのベースの色がステンレス色ではなかったので、なんかブルーが変色しちゃったかな・・・チタン焼けが表現できていません・・・
次回頑張ります!(笑)
そして完成です!
左側に写っている付属のスタンドは、強度がなくてとても車体を支えられませんでした。
透明なアクリル棒2本を車体の下から伸ばして台座に固定しましたが、目立つな・・・また最後に失敗してしまった・・・
バイクのディスプレイは結構難しいです。特にこのようにサイドスタンドすらないレースマシンは。まあ、スタンドを接着しちゃってもよかったんだけど・・・
個人的には大満足の出来でした。出来栄えというより・・・とにかくこのバイク、かっこいい!カラーリングもよいですし、ちょっと時代が昭和な感じも好みです。
マフラーのステーが上部にまで伸びて固定されている部分もしっかり再現されています。このあたりの作りも厳しい精度が要求されるものではなく、普通に作れば、普通にうまくフィットします。サイレンサーのつなぎ目消しをするために、ステー部分をサイレンサーに取り付けた状態で接着→合わせ目消し→塗装となるので、ちょっと面倒ですが。
後部のゼッケンのところはデカールでやりました(黒い部分)。写真ではわかりませんが、クリア吹く途中で、黒のデカールが小さく割けて、下の赤が見えてしまっています。拡大しないとわかりませんが、ここも塗装にすればよかった。
フロント部のゼッケンは塗装したんです(黒い部分)。デカールがうまく貼れなくて。結果的にはこちらの方が綺麗に仕上がりました。手間を惜しまない方は、デカールから型紙を起こし、マスキングして、ゼッケン黒ベース部は塗装されることをおすすめします。
クリア後にデカールがトラブルと、もうリカバリーする気になりません。
いやいや、本当に最高のキットでした。とってもクォリティが高いです。メカの精細度も高いし、満足の1台でした。
バイクのキットは本当に楽しいです。あまりのパーツの多さや、その細かさに、製作途中はため息が出ることはありますが、外から見える部分が多いし、構造そのものが実物の構造とかなり近いこともあって(まあ、バイクの実車そのものの構造が車に比べたらはるかにシンプルなんですが)、製作中、製作後の満足度はとても高いです。しかし疲れます。
1/12 BIKEシリーズ No.2 ヨシムラ・スズキ GSX-R750 1986年 鈴鹿8耐レース仕様【BIKE-2】 フジミ
次回はカーモデルでまた気分転換したいと思います。
おすすめの1台です!
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