【節約投資生活】株式投資 再開!退職金を増やす!

先日、「早く不況が来てほしい」という不謹慎な記事を書いた。

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要は、なけなしの退職金を節約で使わないだけでなく、投資で増やしていきたいのだが、株式や不動産価格が上がってしまっており、投資しにくい。それらの価格が下がり、安く買えるように、早く不景気、不況が来てくれという内容だった。

記事を書いたのが2019/2/25. そしてまるでそれに合わせるかのように、政府から日本の景気がすでに後退局面に入っている可能性との報道がされたのが、2019/3/7だ。

さらに3/6には、OECD(経済協力開発機構)が「世界的な景気拡大は勢いを失い続けている」と公表。

3/7にはECB(欧州中央銀行)の理事会で、成長率の予想を引き下げ(思ったより成長しなさそうという見解)を発表。

 

など、日本だけでなく、世界中の景気が減速する予測が一斉に報じられたのだ!

 

個別銘柄への株式投資をやめた理由

実は、しばらく自分で個別の銘柄を選んで株を売り買いする、個別銘柄への株式投資はまったく止めてしまっていた。

2018年の前半ぐらいからか。それまでは、Rizapへの投資で美味しい状態が続いたのだが、それも頭打ち。日経平均も23000円~24000円と、すでにかなり高くなってしまっており、美味しいバリュー株も見つからない。

なにより、どうしても短期売買してしまい、ちょっとの値下げ、値上げで小さな利益で満足してしまうために、結果的にそう儲からない。なのに、株価が気になってしまい、株価チェックや銘柄チェックに時間を費やし、日々それだけに時間が使われてしまっている。

などなどの理由もあって、とにかく一度止めることにしたのだ。

 

そして株式投資の再開

その後、昨年2018年末に早期退職を決意し、退職後の節約生活、節約投資生活をまた真剣に考えはじめた。

そして、再度以下の記事とかにつながるのだ。

 

この記事でも、書いた、以下の理由によって、どう考えても、これ以上、日本・世界経済が伸び続けるとは思えず、マクロに見れば必ず世界経済は衰退するとしか思えないのだ。

  • オリンピック後の不景気突入は多くの人が認めるリスク。オリンピックに向けての仕事や求人がなくなるのだから、あるいみ不景気になって当然
  • 中国経済の失速や、米中貿易問題はまだ予断を許さない。中国は怖い。
  • 日本の少子化、都市集中化、都市部のマンション価格の高揚と供給過剰
  • そもそも日本の企業に国際競争力なし。世界に誇るテクノロジーなし。
  • AIって、なんかもうすぐ、またブーム去りそう。なんでもできるAI幻想の繰り返し
  • 自動運転も思ったより難しい。加熱ブームは1回さめそう。だいたい無人の車が走っている世の中がそんなすぐに来るわけない。
  • 朝から芸能ニュースばかり、人の失敗のあらさがしばかりの日本に未来はあるのか
  • イギリスのEU脱退による大混乱、よくわからぬヨーロッパのもめごと

景気が悪くなっても、例えば不動産価格が下がるのは1年は先だろう。とりあえずオリンピックはあるわけだし。

そうなると、このリセッション(景気後退)の状況で、どう短期的に投資で儲けるか・・・・を考えると、やはり一番に景気見通しに対して敏感に動くのは株式なのではないか。

で、最近はずっと再び株式投資の再開を目指して、市場の動きや個別銘柄の価格などもチェックしていたのである。

何に投資したか

3/5 何か神のお告げを聞いたかのように株価下落を確信し、猛烈に株式投資を再開した。

その当時の日経平均は以下のような状態だ。

3/5から、まっしぐらに日経平均は下落。昨日3/8までに、4日連続で下げ、4日で約800円も下がったのである。

これまでも、数回、これは絶対に儲かると確信できる場合があったが、今回もまさに(日本の株価が下がる)確信がなぜか生じ、一気に株式売買を再開したのだ。

株価下落、景気後退で儲ける方法

しばらく景気が悪くなり、株価(日経平均)が下がるというのが読みであれば、儲けるのは簡単だ。

株価が下がる方に賭ければよいのだ。

例えば、

  • 最近の上げ相場で、あきらかに割高すぎる銘柄を空売りする
  • 日経平均をインデックスとするインバース(ベア)型ETF(1360など)を買う。

これらは、株価が下がると儲けられるのだ。そう、ご存知のとおり、株式は、上がるときだけでなく、下がるときも儲けることができる投資なのである!

これは、同じ時点で、下がると思って株を売る人もいれば、反対の判断で、上がると思ってその株を買う人もいるという、株式市場の性によるものだ。

ちなみに、今回の投資結果は、

  • ソフトバンクG(9984)  空売り:失敗。思ったより下がらず、値幅50円益で買い戻し。
  • オリンパス(7733)空売り:失敗。まったく下がらず、値幅10円益で買い戻し。
  • 楽天(4755)空売り:失敗。思ったより下がらず、値幅10円益で買い戻し。
  • 日経ベア2倍ETF(1360)現物買:大成功。値幅200円益で3/8売却。
  • オリックス(8591)現物買:保有中。高配当資産株として購入中。目下株価下落で損。
  • 鳥貴族(3193)空売り:保有中。昨晩突然、赤字決算への下方修正を発表。月曜日が楽しみ!!下がれ~~。1650円でウリ。月曜日にストップ安希望。

このように、失敗もあるが、株価が下落すると予想しても、投資で退職金を増やすことは可能なのだ。もちろん減らすリスクもあります。

今回はたまたま大成功。下がるという読みがタイミングよく当たっただけです。しかし、今後を見れば、やはり当面は景気衰退、株価下落でよいでしょう。ここで利益を出したい方は、よ~くリスクを勉強した上で、信用取引口座を作りましょう。自分はSBI証券ですが、簡単に口座を持つことができ、手数料も安いのでお勧めです。

この信用取引口座がないと、個別銘柄(上記のソフトバンクやオリンパスなど)の空売りはできません。信用取引口座が今ない方は、上記のベアETFなどを現物で買えばよいですね。

今後の株式投資計画

日本の場合、国内の経済状況より、欧米の外部要因で左右される可能性が高いです(日経平均の動向)。一番の注目は、米中貿易摩擦の動向ですが、決裂なら下落方向、3月末になにがしかの合意が得られても、それはすでに直近の上昇で織り込み済。すなわち下落。イギリスはじめヨーロッパ経済衰退や政治的摩擦で、現時点では上向く要素がみつかりません。

米国株価も直近、棒上げしてきましたし、中国も同様。かなり高い水準です。米朝交渉も決裂中です。

来週のトレンドも下げ方向でよいと考えています。

月曜日の状況を見て(昨晩のNYはあまり下げなかった)、日経があがるようなら、ベアETFを仕込みたいと思います。

また個別では、オリンパスはちょっと早すぎたと反省してます。あまりに強いので。しかし、この銘柄、感覚的に5000円越えはありえません。みなさん、空売りしましょう!月曜日上がるようなら、もう一度売りに挑戦です。ソフトバンクも引き続きねらっています。

鳥貴族は、さすがに月曜日に下がると信じていますが、下がったら簡単に反発はないでしょう。長期で見ても、人気の落ちた安居酒屋チェーンに将来はないと感じます。ワタミ、村さ来など、過去のチェーン店の衰退の歴史が証明しています。しばらくは空売りで儲かる銘柄と確信しています。みなさん、売りましょう!

買いの方は、オリックスは配当も高いので、長期資産株かつ、内需株として、短期的な日経下落中の買い銘柄として少しづつ増やす方針です。RIZAPも安くなっているので、内需・健康銘柄で長期投資方針です。不況に強い不動産株では、東急、JR東日本は安定しており、安くなったら買いたい銘柄です。

本日のRYO-JAPAN推奨銘柄

誰も私の推奨銘柄など気にしませんが、それはともかく(笑)

  • オリンパス(7733) 売り
  • ソフトバンクG(9984)  売り(米国市場下がるようなら)
  • 日経ベア2倍ETF(1360) 買(来週は様子見ながら)
  • 鳥貴族(3193)売り (まだまだ下がる予想。500円は値幅とりたい)
  • RIZAP(2928札) 買 (地獄からの再浮上期待)

自分は銘柄よりも、インデックス(ブル、ベア)投資が向いているように思えます。今後はマクロに日経平均の行方を自分なりに読み、ブル・ベアETFの売買を株式投資の中核に据える方針です。

また、各種投資の状況はここで報告していきます。

     
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